中国研究月報目次 2001-2016

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2001年
2001年
635号 (2001.1)
【論文】 中国戦後補償訴訟における国際法の争点――個人請求の原則,甦るハーグ条約の精神――    髙木 喜孝
【研究会報告】 20世紀における日本の中国研究と中国認識(14)
       戦前,戦後における孫文研究     山口 一郎
【追悼】 山口一郎さんを偲んで     小島 晋治
[書評]『中国「国有企業」の経営と労使関係』 ――鉄鋼関係の事例<1950年代~90年代>(李捷生著 御茶の水書房) 星野 芳郎
    『北京のシリコンバレー 中国ハイテクのキャッチアップは可能か』(橋田坦著 白桃書房)     苑 志佳
[光陰似箭] 機会の公正と結果の公正     代田 智明
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 56号 (2001年1月)

636号 (2001.2)
【論文】 新四軍東北移駐試論     三好 章
【研究ノート】 中国の小型国有企業における財産権改革の現実とその意義――経済発展と企業改革――      任 大川
        忘れられた版画家尚莫宗と初期新興版画――新資料とニム・ウエルズの記録からの考察――    瀧本 弘之
[紹介] 西部大開発の共同研究を進めるにあたって     沼尻 勉
【研究会報告】 西部開発新戦略     胡 鞍鋼
【報告】 第七回日本文学討論会に出席して     呉 念聖
[書評] 『徳王の研究』 (森久男編著 創土社)     安藤 潤一郎
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 57号 (2001年2月)

637号 (2001.3)  
【論文】 日本軍占領下における中国山西省傀儡政権の財政的基盤    内田 知行
【インタビュー】 1940年代、国民政府統治下の福建省における土地改革の実験――元福建省龍岩土地改革実験県県長――林詩旦氏訪問記録――    山本 真
【報告】 義和団運動100周年国際学術討論会を見る「まなざし」    久保田 善丈
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 58号 (2001年3月)

638号 (2001.4)
【論文】 現代中国知識分子は「チベット」をどうみるか    平野 聡
【研究ノート】 周作人とH・S・タッカー ――立教大学におけるギリシア語学習とギリシア文学・キリスト教との出会い――    根岸 宗一郎
【研究ノート】 洪秀全の「天下一家」の思想 ――原道系列の文章に見られる概念の分析を中心に――     林 泰弘
【研究ノート】 内藤湖南と間島問題に関する若干の再検討     谷川 雄一郎
[書評] 『ドキュメント黎明期の日中貿易 1946年-1979年』(日中貿易逸史研究会編著 東方書店)    横井 陽一 
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 59号 (2001年4月)

639号 (2001.5)
【論文】 村落自治の構造分析    田原 史起
【研究ノート】 梁啓超の民権・人権・女権――1922年「人権と女権」講演を中心に――    須藤 瑞代
【研究ノート】 初期日中貿易先駆者 ――池田正之輔 ――果たした役割と限界、その実像を追う――    岡崎 雄兒 
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 60号 (2001年5月)

640号 (2001.6)
【論文】 中華帝国システムにおける「華」と「夷」    王 柯
【研究ノート】 米中関係と台湾 ――米中台トライアングルの変遷――  諏訪 一幸
[紹介] 機械翻訳の行方 ――中国語翻訳を中心に――   王 彩香
[書評] 『中国朝鮮族の移住・家族・エスニシティ』(佐々木衞・方鎮珠編 東方書店)     田嶋 淳子
[光陰似箭] 歴史教科書問題をめぐって    並木 頼寿
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 61号 (2001年6月)

641号 (2001.7)
【論文】 洪仁カン(*王干)とキリスト教――香港滞在期の洪仁カン(*王干)――     倉田 明子
【論文】 一九三〇年代上海文壇における作家の「連合」をめぐって   藤澤 太郎
[書評] 『文化大革命に到る道』 (丸山昇著 岩波書店)     廣野 行雄
[光陰似箭] 6.30花岡慰霊式に参加して      大里 浩秋
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 62号 (2001年7月)

642号 (2001.8)
特集:中国研究所2001年度現代中国公開講座 (2001年5月19日 文京区民センター)
   「21世紀の中国 ――巨龍は昇り続けるか」 
まえがき     中島 宏
報告Ⅰ 「富強大国を目指す中国の戦略と課題」    趙 宏偉
報告Ⅱ 「上海・浦東開発の十年と今後の進展」    沼尻 勉
報告Ⅲ 「西部大開発の意義と長期展望」        浜 勝彦
質疑応答
[街談巷議] 歴史教科書・ヤスクニ・東アジア     代田 智明
[書評] 『満州国から新中国へ』 (松本俊郎著 名古屋大学出版会)  内田 知行
[光陰似箭] 8年振りの花火と爆竹      菊池 道樹
[連載] 図書館から皆様へ 寄贈または複写のお願い

643号 (2001.9)
【論文】 中国における国有企業の株式会社化と資金調達システムの変革――鉄鋼業における改組事例をもとにして――   中屋 信彦
【評論】 戦後日本における対中認識回路の変容――雑誌『世界』関連記事に見る――      馬場 公彦
【研究ノート】 中国における法施行の問題点とその原因    鄭 澤善
[光陰似箭] 湖南の農村で交通通信革命を考える      田島 俊雄

644号 (2001.10)
小特集=九・一八事変七〇周年国際研討会
【報告Ⅰ】 ハルビンでの討論会に参加して     田中 寛
【報告Ⅱ】 北京での討論会に参加して     野田 正彰
【論文】 除権判決の効力と手形善意取得との関係――中国手形法を中心に――   李 偉群
【評論】 中国の留学生送り出し政策の沿革と留学ブームの推移   王 津
[書評] 『攀枝花の咲くところ――雲南タイ族の世界』 (古島琴子著 創土社) 長谷川 清
[光陰似箭] 『公文類纂』(台湾総督府文書)と過す夏    栗原 純
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 63号 (2001年10月)

645号 (2001.11)
【論文】 辛亥革命期における「革命」と秘密結社     孫 江
【論文】 被侵略国による対日戦争犯罪裁判――国民政府が行った戦犯裁判の特徴――   和田 英穂
【評論】 国有銀行の移行思想と現実    金 淳培
[光陰似箭] 歴史的事象に対する親近感について――中国共産党成立80周年に寄せて――   三好 章

646号 (2001.12)
【論文】 戦後国民党政権の文化政策(1945~1949)――憲政実施と「党国体制」――     中村 元哉
【論文】 引き裂かれた身体 ――張愛玲「色、戒」論――   邵 迎建
【研究ノート】 中国化粧品産業における成長プロセスの分析――上海家化公司の事例(1978年~90年)を中心に  高 瑞紅
[書評] 『中国教育の発展と矛盾』 (小島麗逸・鄭新培編著 御茶の水書房) 新保 敦子
[光陰似箭] 家庭内暴力と婚姻法改正    國谷 知史

2002年
647号 (2002.1)  在庫僅少
【論文】 中国村民委員会の選挙改革    田中 信行
【研究ノート】 流浪カザフ壊滅の記録    阿部 治平
【報告】 紀念魯迅誕辰120周年学術討論会――魯迅的世界、世界的魯迅――     山田 敬三
[街談巷議] 「アジア」は無意味か    代田 智明
[書評] 『メイド・イン・チャイナ』(黒田篤郎著 東洋経済新報社)    丸川 知雄
[光陰似箭] 思い出話と歴史の間    田畑 佐和子
[資料] 『中国研究月報』 2000年総目次、2001年総目次

648号 (2002.2)  在庫なし
【論文】 香港政治の「二つの制度」――香港の行政・立法関係――  倉田 徹
【論文】 朝鮮戦争の停戦交渉と中国――軍事境界線問題をめぐる中国の交渉戦略――   服部 隆行
【論評】 中国国有企業の株式会社化は「社会主義」を強化するものなのか――中屋信彦氏の「中国における国有企業の株式会社化と資金調達システムの変革」をめぐって――     王 京濱
【翻訳】 韋君宜「編集者の懺悔」 韋君宜を悼む    田畑 佐和子
[街談巷議] 魯迅は共産党がお嫌!?    代田 智明
[書評] 『近代中国華北民衆と紅槍会』(馬場毅著 汲古書院)    福本 勝清
[光陰似箭] 韓国人ビジネスマンの中国人イメージ    園田 茂人
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 64号 2002年2月

649号 (2002.3)  在庫なし
【論文】 建国初期中国共産党による都市「接管」工作について――重慶市を中心に――      林 幸司
【翻訳】 「南山紀要」黄平、李陀ほか――中国知識人の環境に関する共同提案――   宮尾 正樹 他
【報告】 イェール大学容■(hong)学会参加記    園田 節子
[追悼] 新島淳良君を憶う    小島 晋治
[回想] ニクソン訪中取材回想    中島 宏
[書評] 『ニクソン訪中機密会談録』(毛里和子・毛里興三郎訳  名古屋大学出版会)    沼尻 勉
[光陰似箭] 非「聖戦」の文化研究    村田 雄二郎

650号 (2002.4)
【回想】 満鉄調査部の思い出    具島 兼三郎
     まえがき (小島 晋治)   解説 (田嶋 信雄)
【史料紹介】 『翁同■(he)日記』改削史実   孔 祥吉、 村田 雄二郎
【翻訳】 陳道同著「陳其昌の死」    長堀 祐造
【報告】 公開された「侵華日軍第731部隊遺跡」    田中 寛
[書評] 『深まる侵略 屈折する抵抗 ――一九三〇-四〇年代の日・中のはざま』(宇野重昭編  研文出版)    小島 晋治

651号 (2002.5)
特集=中国のWTO加盟
【論文】 WTO加盟後の中国と日中経済関係    横田 高明
【論文】 WTO加盟と中国自動車産業のグローバル化――企業の成長戦略と競争力の分析を中心に――   陳 晋
【論文】 WTO加盟後の中国の食糧貿易    王 楽平
[紹介] 『入門 中国の歴史 中国中学校歴史教科書』(小島晋治・並木頼寿監訳  明石書店)  川上 哲正
[書評] 『転換期の中国・日本と台湾』(李恩民著  御茶の水書房)    平井 博二
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 65号 2002年11月
[お知らせ] 電子図書館サービス(NACSIS-ELS)加入についてのお知らせ

652号 (2002.6)
特集=農業・農村問題の位相
[特集にあたって] 中国農業と構造調整の課題    田島 俊雄
【論文】 中国農村における耕地利用権の平等分配システム――現状と問題点――      菅沼 圭輔
【論文】 中国内陸農村の貧困構造と出稼ぎ――重慶市合川市雲門鎮調査を中心に――   石田 浩
【論文】 改革開放下における「単位」制度の変容と共産党の主導権    劉 求實 ・ 橋爪 大三郎 
[自著を語る] 中国共産党中央委員のデータファイルを作成して  小竹 一彰
[書評] 『日本企業アジアへ ――国際社会学の冒険』(園田茂人著  有斐閣)        松戸 武彦

653号 (2002.7)
特集=21世紀初頭・東アジアで魯迅を語る ――ソウル国際学会報告――
[序] 方法としての魯迅 ――特集「21世紀初頭・東アジアで魯迅を語る」   代田 智明
【論文】 魯迅と韓龍雲 二人の革命の現在的価値    (韓国)劉 世鐘  李 権煕 訳
【論文】 魯迅の「宇」と「宙」    (韓国)白 元淡   李 権煕 訳
【論文】 現代化モデルにおける東西の差異と魯迅思想の超越――魯迅における個人主義と集団主義についての一考察――(中国)厳 家炎   日原 きよみ 訳 
【論文】 魯迅:中国「真の知識階級」の歴史的運命   (中国)銭 理群   代田 智明 訳
【論文】 日本における近代批判と魯迅     代田 智明

654号 (2002.8)  在庫僅少
特集=「日本と中国 その過去と未来をを語る」 日中国交回復30周年記念公開講座(2002年5月18日、江戸川区総合区民ホール)
「日本と中国 その過去と未来を語る」 まえがき   伊藤 一彦
報告Ⅰ 新段階を迎えた日中関係の座標軸    天児 慧
報告Ⅱ 中国の日本のイメージの変遷 ――国交正常化30周年の回顧――  劉 傑
報告Ⅲ 国交正常化後の日中経済関係   小島 末夫
質疑応答
[街談巷議] ある日本人の死     代田 智明
[書評]『20世紀の中国研究 ――その遺産をどう生かすか』(小島晋治・大里浩秋・並木頼寿編  研文出版)     丸山 昇
[書評]『膨張する中国 呑み込まれる日本』 (趙宏偉著  講談社)   福原 亨一

655号 (2002.9)
小特集=民族問題の諸相
【論文】 「苗女」論争、及びその背景 ――80年代初期におけるミャオ(苗)族知識人層の民族的「覚醒」について――    楊 志強
【研究ノート】 茅盾と現実 ――1930年前後における茅盾の現実認識に関する一考察――   白井 重範
【インタビュー】 オスパン・イスラム小史 ――部下だったカザフ人へのインタビュー――   比嘉 清太
[書評] 『華人ディアスポラ――華商のネットワークとアイデンティティ』(陳天璽著 明石書店)    田嶋 淳子
[書評] 『章士ショウと近代中国政治史研究』 (鐙屋一著 芙蓉書房)   野村 浩一
[光陰似箭] 歴史認識・歴史教科書     並木 頼寿

656号 (2002.10)
小特集=株式会社化の現段階
【論文】 中国の上場企業の特徴と収益率の分析――中国株式市場の現状と問題点――   白井 早由里
【論評】 中国における国有企業の株式会社化と国有資本支配――王京濱氏の批判に応える――   中屋 信彦
【論文】 「受戒」における祝祭性と汪曾祺の解放体験    徳間 佳信
[日中交流史話] 魯迅の近代日本認識――自民族批判との結びつきをめぐって――   潘 世聖
[書評] 『中国の人口変動』 (李仲生著 日本僑報社)   早瀬 保子

657号 (2002.11)
【論文】 米国の対北東アジア安全保障政策と米中関係    三船 恵美
【紀行】 diao(石+周)房に住む人びと 羌族をたずねて    中野 謙二
[日中交流史話] 達夫の日本観の移り変わり――忘年の交わりから『沈淪』の執筆まで――   王 海涵 
[街談巷議] 謝冰心――敗戦直後の東京に滞在して     古島 琴子
[自著を語る] 『浪人と革命家 ――宮崎滔天・孫文たちの日々――』(田所竹彦著 里文出版)       田所 竹彦
[書評] 『疾病・開発・帝国医療 ――アジアにおける病気と医療の歴史学――』(見市雅俊・斉藤修・脇村孝平・飯島渉編 東京大学出版会)  戸部 健
[書評] 『ユートピアへの想像力と運動 ――歴史とユートピア思想の研究』(小林一美・岡島千幸編 御茶の水書房)    代田 智明
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 66号 2002年11月

658号 (2002.12)
小特集=歴史としての文化大革命
【論文】 文化大革命初期に発生した中朝関係の悪化について(1966~1970年を中心に)     堀田 幸裕
【論文】 文革収束期における社会運動の動態分析――上海市を中心として――      金野 純
【回想】 60年代、中国研究の奇禍――新島淳良と竹内実のこと――  菅沼 正久 
[自著を語る] 『毛沢東のベトナム戦争――中国外交の大転換と文化大革命の起源』(朱建栄著 東京大学出版会)      朱 建栄
[書評] 『抗日戦争と民衆運動』 (内田知行著 創土社)   三好 章
[書評] 『現代中国の政府間財政関係』(張忠任著 御茶の水書房)  斉藤 節夫
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 67号 2002年12月

2003年
659号 (2003.1)
【論文】 柏文蔚の第二革命と長崎亡命:1913年~1915年    横山 宏章
【連続講演会】 中国新体制の戦略
       「中国新体制の行方」    朱 建栄
       「中国新指導体制の国家戦略と日本」   天児 慧
【論評】 中国企業の経営者報酬制度     劉 平
[街談巷議] アメリカの大学における中国言語・文学・文化研究と教学の現状    黄 英哲
[書評] 『魯迅書簡と詩箋』  (阿部幸夫著 研文出版)    代田 智明
[光陰似箭] 16回党大会雑感    田島 俊雄
[資料] 『中国研究月報』 2002年総目次

660号 (2003.2)
特集=中国社会階層研究の現在
[特集に寄せて] 階層問題と中国の将来    園田 茂人
【論文】 現代中国における社会階層と経済格差   李 春玲   呉冬梅・園田茂人訳
【論文】 台頭する中間層と中国社会の現在    張 宛麗   方明豪・園田茂人訳
【論文】 階層的リアリティをめぐる意識と現実   王 春光 ・ 李 wei   呉冬梅・園田茂人訳
[書評] 『月を曳く船方――清末中国人の米欧回覧』  (阪本英樹著 成文堂)   溝口 雄三
[書評] 『日中戦争・哀しい兵隊――父の記憶をたどる旅――』(加藤克子著 れんが書房新社)    杉山 文彦

661号 (2003.3)
小特集=中国文学研究は何ができるか
[序に代えて] 中国文学研究は何ができるか    代田 智明
【論評】 反転するテクストおよびテクストと読者との交錯について――文学研究は何ができるか――     代田 智明
【論文】 魯迅の可能性――『破悪声論』に手がかりを求めて――    高 遠東   子安 加余子 訳
【論文】 中国現代史上の民主主義再考――1920年代国民会議運動――    白 永瑞    孫 安石 訳
【論評】 現時点における「世論による監督」の在り方――中国中央テレビ『焦点訪談』を事例として――   伊藤 由美
【論評】 「バーチャル・マイグレーション」と在日中国人IT技術者    王 津
[書評] 『東アジア国際環境の変動と日本外交1918-1931』(服部龍二著 有斐閣)     土田 哲夫

662号 (2003.4)
【論文】 中国の郷長・鎮長選挙改革     田中 信行
【論文】 曹操評価の変遷とその政治的意味――毛沢東の事例を中心に――     田中 靖彦
【紹介】 中国結びの社会文化的意味     余 項科
[書評] 『農民の反乱――昇竜のアキレス腱――』(清水美和著 講談社)     西野 真由
[書評] 『等身大の中国』 (天児慧著 勁草書房)    沼尻 勉
[光陰似箭] 龍は龍を生み、鳳は鳳を生む      趙 宏偉

663号 (2003.5) 在庫なし
【論文】 江戸末期の対中使節への新視角――総理衙門档案からの問い――    川島 真
【論文】 日中国交正常化過程の再検証――日本外務省の公開資料からみる――    殷 燕軍
【研究ノート】 中国で新設された148法律サービスホットラインについて――開花する基層法制工作――     浅井 加葉子
【ドキュメント】 2003年4月北京「非典」日誌      代田 智明
[書評] 『中国人日本留学史研究の現段階』(大里浩秋・孫安石編 御茶の水書房)    厳 安生
[書評] 『中国工業合作運動の研究』 (菊池一隆著 汲古書院)   内田 知行

664号 (2003.6)
【論文】 変容する香港のカレンシーボード制    大久保 和正
【論文】 北京市民の環境保全意識の解析――政府依存度に基づく「環境クズネッツ曲線」――   金城 盛彦
【書評論文】 孫文と「満州租借交渉」・「日中盟約案」再考 ――兪辛tun(火+享)氏『辛亥革命期の中日外交史研究』によせて――    久保田 文次
[書評] 『中国企業の所有と経営』(丸川知雄編 日本貿易振興会アジア経済研究所)    李 捷生
[光陰似箭] 上海の片隅に暮して    大里 浩秋
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録 68号 2003年6月

665号 (2003.7)
【論文】 台湾チベット人の歴史と現状――台湾における位置づけの変化を中心に――    大川 謙作
【論評】 中国の中小企業信用保証問題 ――国連計画実験地鎮江市中小企業信用保証センターを事例に――   李 xin(日+斤)
【論評】 中国の政治発展と民主化 ――比較政治学の視点から――   郭 定平
[書評] 『中国農村経済と社会の変動――雲南省石林県のケース・スタディ――』(中兼和津次編著 御茶の水書房)    渡部 武
[書評] 『中国村落社会の構造とダイナミズム』(佐々木衛・柄澤行雄編  東方書店)   田原 史起
[書評] 『中国の核・ミサイル・宇宙戦力』(茅原郁生編著  蒼蒼社)   村井 友秀
[光陰似箭] 天野元之助旧蔵書のゆくえ    田島 俊雄

666号 (2003.8)
特集=「中国・胡錦濤時代を占う」 2003年度現代中国公開講座(2003年5月31日、江戸川区総合区民ホール)
「中国・胡錦濤時代を占う」まえがき      杉山 文彦
報告Ⅰ 胡錦濤の政治とSARS政局     趙 宏偉
報告Ⅱ 改革・開放政策の新しいステージ   田中 信行
質疑応答
【研究ノート】 日本の外交文書から見た翁同■(he)罷免の真相    孔 祥吉、 村田 雄二郎
【報告】 少数民族地区における教育支援に関する一考察――宋慶齢日本基金会の寧夏プロジェクトをめぐって――   新保 敦子
[書評] 『中国はなぜ「反日」になったか』(清水美和著  文春新書)   中島 宏
[光陰似箭] 民法論争傍聴    國谷 知史

667号 (2003.9)
特集=メディアと大衆動員
【論文】 上海漫画』におけるC.H.シュトラッツの受容――ドイツ裸体主義運動と「世界人體之比較」――   井上 薫
【研究ノート】 中国のマス・メディアにおける「問題解決」機能――『揚子晩報』「熱線伝真」に見る中国社会――   渡邊 真理子
【研究ノート】 中国のインターネットフォーラムにおける内容規制――「人民網」の論壇を事例に――   祁 景■(ying)
[書評] 『摩擦と合作 新四軍1937~1941』 (三好章著 創土社)   村井 寛志     
[光陰似箭] ある老人の軌跡     三好 章

668号 (2003.10)
【論文】 中国化学工業の源流――永利化工・天原電化・満洲化学・満洲電化――   田島 俊雄
【論文】 中国最初の国旗 ――清朝・黄龍旗について――   小野寺 史郎
【研究ノート】 建国初期の社会再編における売買春の実態 ――中国福州市で逮捕された、ある「台基主」に対する聞き取り調査――    林 紅
[書評] 『ぼくらの村にアンズが実った ――中国・植林プロジェクトの10年――』(高見邦雄著 日本経済新聞社)    原 宗子
[書評] 『神格化と特権に抗して ある中国「右派」記者の半生』(戴煌著 横澤泰夫訳 中国書店)   辻 康吾
[光陰似箭] 北京の憂鬱――「非典」後伝瑣記     代田 智明

669号 (2003.11)
【論文】 福建人民革命政府の対外政策と日本政府の動向(上)   橋本 浩一
【論文】 文革期の政権再建に関する研究――「三結合政権」における上海モデルの成立――    楊 麗君
【研究ノート】 魯迅『故事新編』の語りについて 断絶と連続――語りの時間的構造についての一考察   景 慧
【回想】 中国指導者の思い出   中島 宏
[書評] 『ペストと近代中国――衛生の「制度化」と社会変容』(飯島渉著 研文出版)     孫 安石
[書評] 『満洲国の阿片専売――「わが満蒙の特殊権益」の研究』(山田豪一著 汲古書院)   森 久男
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録69号  (2003年11月)

670号 (2003.12)
【論文】 中国障害児教育の変遷    真殿 仁美
【論文】 戴季陶『日本論』の構造および文体    董 世奎
【論文】  福建人民革命政府の対外政策と日本政府の動向(下)   橋本 浩一
[書評] 『戴季陶の対日観と中国革命』 (嵯峨隆著 東方書店)   川上 哲正
[光陰似箭] 南京の憂鬱――刷り込まれた「記憶」    代田 智明

2004年
671号 (2004.1)
【論文】 1920年代後半における大川周明の中国認識――満蒙問題対策との関連の視角から――   呉 懐中
【研究ノート】 日中開戦後における胡適の和平工作活動に関する考察   佐藤 一樹
【研究ノート】 新聞小説と職業作家――李涵秋と小説『広陵潮』を中心に――   神谷 まり子
[光陰似箭] 旧吉野村訪問記    栗原 純
[資料] 寄贈資料の紹介
[資料] 『中国研究月報』2003年総目次(第57巻第1号~第12号)

672号 (2004.2)
[お知らせ] 『中国研究月報』電子ジャーナル版等の利用について
【論文】 中国の「農村税費改革」と政治体制――政治文明論からのアプローチ――   趙 宏偉
【研究ノート】 韋君宜の生涯 ――沈黙に抗して――   田畑 佐和子
【小論】 グローバリゼーション・魯迅・主観間性    代田 智明
[書評] The Growth of Market Relations in Post-Reform Rural China : A micro-analysis of peasant, migrants and peasant entrepreneurs(Hiroshi Sato Routledge Curzon)      菅沼 圭輔
[書評] 『中国文化大革命再論』(国分良成編著 慶應義塾大学出版会)   小竹 一彰
[図書紹介] 『新中国に貢献した日本人たち――友情で綴る戦後史の一コマ』(中国中日関係史学会編/武吉次朗訳 日本僑報社)  中島 宏
[光陰似箭] 「強制連行」――「歴史的事実」と「思想の自由」   並木 頼寿

673号 (2004.3)
【論文】 華北分離工作の展開と国民政府の対応    内田 尚孝
【研究ノート】 経済改革後における中国金融システムの変容   王 京濱
[街談巷議] 2004年2月28日在台北    田島 俊雄
[書評] 『後発工業国の経済発展と電力事業 ――台湾電力の発展と工業化――』(北波道子著 晃洋書房)      湊 照宏
[書評] 『労働市場の地殻変動』(丸川知雄著 名古屋大学出版会)   張 紀潯
[書評] 『所得格差と貧困』(佐藤宏著 名古屋大学出版会)  峰  毅
[連載] 中国研究所図書館新着図書目録70号(2004年3月)

674号 (2004.4)
[追悼] 追悼 太田勝洪前理事長    中国研究所理事会
【論文】 危機の葬送――魯迅『孤独者』論――    代田 智明
【研究ノート】 改革期中国の「市場」とレントシーキングその経済的効果およびロシアとの比較   野村 崇弘
[街談巷議] 台北・北京の旅    中島 宏
[書評] 『中国の石油と天然ガス』(神原達著 日本貿易振興会アジア経済研究所)   張  平
[書評] 『日本華僑華人社会の変遷:日中国交正常化以後を中心として』(朱慧玲著 日本僑報社)  田嶋 淳子

675号 (2004.5)
【論文】 陸軍軍命商社の活動――昭和通商株式会社覚書――   柴田 善雅
【論文】 戦後内戦期における中国共産党統治下の大衆運動と都市商工業――東北解放区を中心として――       大沢 武彦
[書評] 『中国 未完の経済改革』 (樊綱著;関志雄訳 岩波書店) 菊池 道樹
[書評] 『中日関係に対する戦略的思考』(時殷弘著;中国通信社訳) 『「対日新思考」論議の批判的検討』(高井潔司著) 『二一世紀の日中関係』(金煕徳著;董宏、鄭成、須藤健太郎訳)(すべて日本僑報社)         清水 美和
[書評] 『羊の門』 (李佩甫著;永田小絵訳;辻康吾監修 勉誠出版)  上村 幸治
[光陰似箭] 法学教育の百年――北京大学法学院百年院慶に出席して―― 國谷 知史
[報告] 2003年度『中国研究月報』編集委員会報告          田島 俊雄

676号 (2004.6)
特集=中国主要産業のダイナミックな発展と課題――日中経済交流史研究会報告――
特集に寄せて    中島 宏
【報告】 中国鉄鋼産業の発展経緯と今後の展望   樺島 康介
【報告】 自動車産業は高速成長中    内山 宏男
【報告】 3大石油・石化集団の経営改革と石油安全保障(上)   横井 陽一
[書評] 『アジアにおける近代的工業労働力の形成――経済発展と文化ならびに職務意識』  (清川雪彦著 岩波書店)   カク 燕書
[書評] 『グローバル競争時代の中国自動車産業』(丸川知雄、高山勇一編 蒼蒼社)   森 久男

677号 (2004.7)
特集=中国の経済発展と社会変化  2004年度現代中国公開講座(2004年5月8日、江戸川区総合区民ホール)
「中国の経済発展と社会変化」の趣旨    高橋 満
報告Ⅰ 中国経済の台頭と日中モノづくり構造変化   横田 高明
報告Ⅱ 変貌する中国社会をどう見るか   杉山 文彦
質疑応答
【報告】 3大石油・石化集団の経営改革と石油安全保障(中)   横井 陽一
[書評] 『辛亥革命の多元構造――辛亥革命90周年国際学術討論会(神戸)――』(孫文研究会編 汲古書院)   小野寺 史郎
[書評] 『霧里観花――中国戯劇的可能性』を読んで(杉山太郎・伊藤茂・中山文共著 中国戯劇出版社)   孫 玄齢
[光陰似箭] 中国から「新幹線」が消えてしまった    趙 宏偉

678号 (2004.8)
【論文】 活仏転世の政治学――改革開放期中国共産党の宗教政策――   広池 真一
【研究ノート】 ロシナンテの影――「もし魯迅がいま生きていたら」論争ノート――  代田 智明
【紹介】 中国「2003年流行語」の文化的透析    孫 樹林
【報告】 3大石油・石化集団の経営改革と石油安全保障(下-1)  横井 陽一
[書評] 『黄霊芝物語 ある日分台湾作家の軌跡』 (岡崎郁子著 研文出版) 今も日本語で書き続ける台湾人作家      西田 勝
[光陰似箭] 戦争の教訓と「人殺し」のトラウマ    三好 章

679号 (2004.9)
小特集=サッカー・アジアカップ
【小特集】 アジアカップと中国民衆の反日感情――特集にあたって――  田島 俊雄
 されどサッカー:北京迷球のみたアジアカップ   袁 鋼明
 アジアカップ決勝戦場内観戦記   湊 照宏
 8月7日北京工人体育場外にて   小嶋 華津子
 対外認識の愛憎二重心理(アンビバレンス)とどう向き合うか  園田 茂人
 中国インターネット上のアジアカップ――サッカーファンの行為をめぐる論争――   劉 星
 ぼくたちは好戦的!?   代田 智明
 サッカーと歴史認識    並木 頼寿
 日中友好運動の終焉と国家間相克関係の顕在化   趙 宏偉
【論文】 一貫道と近代政治――「反動会道門の鎮圧」を中心に――   孫 江
[書評] 『日本財界と近代中国 ――辛亥革命を中心に――』(李廷江著 御茶の水書房)     藤井 昇三
[書評] 『華中農村経済と近代化 近代中国農村経済史像の再構築への試み』(弁納才一著 汲古書院)      山本 真
[書評] 『ジェンダーからみた中国の家と女』(関西中国女性史研究会編 東方書店)   石川 照子

680号 (2004.10)
【論文】 シンガポールの華人社会における剪辮論争――異質な人々の中で集団性を維持するための諸対応――   篠崎 香織
【研究ノート】 声なき声を語る――張承志の最近の時評から――   河村 昌子
【報告】 中国吉林省への日本稲作技術の移転記録    藤田 泉
【「小特集 サッカー・アジアカップ」に関する反応】
 「反日」をめぐる言説とジェンダー ――本誌9月号小特集に寄せて――  梶谷 懐
 アジアカップと「国民国家」……「理解に苦しむ」代田氏へ    三好 章
[書評] 『中国と日本の外交政策――1950年代を中心にみた国交正常化へのプロセス』(王偉彬著 ミネルヴァ書房)     大澤 武司
[書評] 『柳条湖事件から盧溝橋事件へ 一九三〇年代華北をめぐる日中の対抗』 (安井三吉著 研文出版)     劉  傑
[書評] 『人民元切上げと中国経済』(大久保勲著 蒼蒼社)    大西 義久

681号 (2004.11) 在庫なし
太田勝洪記念中国学術研究賞の創設
【論文】 文革期毛沢東と中共指導幹部の意思疎通チャネル――「訪報制度」の役割とその限界――   吉村 拓三
【研究ノート】 清末の外交家伍廷芳と日本の関係    孔 祥吉 / 馮 青 訳
【シルクロード研究会報告】 ウズベキスタンの国家、宗教、地域社会   高橋 巖根
[街談巷議] 大寨・延安の旅――中国の変貌を象徴    中島 宏
[書評] 『中国近代外交の形成』 (川島真著 名古屋大学出版会)   青山 治世
[書評] 『中国人の見た明治日本――東遊日記の研究』(佐藤三郎著 東方書店) 汪 婉
[光陰似箭] 董輔reng(ネ+乃)所長の思い出     田島 俊雄

682号 (2004.12)
【論文】 中国の対イラン関係強化をめぐる米中関係    三船 恵美
【報告】 3大石油・石化集団の経営改革と石油安全保障(下-2)  横井 陽一
【「小特集 サッカー・アジアカップ」に関する反応――その2】
 アジアカップ問題はどう語られたのか   家永 真幸
 反応に対する反応――梶谷、三好両氏に答えて――   代田 智明
[書評] 『現代中国の政治と官僚制』 (国分良成著 慶應義塾大学出版会) 趙 宏偉
[書評] 『中国の芝居の見方 中国演劇論集』(杉山太郎著/瀬戸宏編 好文出版) 三須 祐介
[光陰似箭] 聯想版のIBMパソコン   並木 頼寿

2005年
683号 (2005.1)
【論文】 逆風にさらされる中国農村の基層選挙   田中 信行
【調査報告】 中国人研修生・技能実習生の実態に関するケーススタディ   王 津
[書評] 『1930年代中国政治史研究――中国共産党の危機と再生』(田中仁著 勁草書房)   三好 章
[書評] 『東アジアの女神信仰と女性生活』(野村伸一編著 慶應義塾大学出版会)   伊藤 亜人
[光陰似箭] ウズベキスタンへの旅で    小島 晋治
[資料] 『中国研究月報』2004年総目次(第58巻第1号~第12号)

684号 (2005.2)
太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について
【論文】 現代中国民事訴訟法における起訴受理制度について   御手洗 大輔
【研究ノート】 中国における対外認識とグローバリゼーション論   江川 治男
【報告】 丁玲生誕百年記念の学会に参加して    田畑 佐和子
[書評] 『周恩来 キッシンジャー機密会談録』(毛里和子、増田弘監訳 岩波書店)   青山 瑠妙
[光陰似箭] 2005年元旦、バマコにて日中を想う    村田 雄二郎
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録 第71号 (2005年2月)

685号 (2005.3) 在庫僅少
特集=戦前期教科書問題研究(1) 
 [まえがき] 共同研究「戦前期日中間における教科書問題の研究」について――日中友好会館日中歴史センター「日中近現代史に関する研究助成」による――     並木 頼寿
【論文】 清末より民国期における教科書――教育制度・教科書制度と教科書の変遷――   川上 哲正
【論文】 清末・民国期地理教科書の空間表象――領土・疆域・国恥  黄 東蘭
[書評] 『愛国主義の創成 ナショナリズムから近代中国をみる』(吉澤誠一郎著 岩波書店)     木下 恵二 
[書評] 『中国民族主義の神話――人種・身体・ジェンダー』(坂元ひろ子著 岩波書店)    瀬地山 角
[書評] 『中国の衝撃』 (溝口雄三著 東京大学出版会)   代田 智明
[書評] "Banner Legacy: The Rise of the Fengtian Local Elite at the End of the Qing"(Yoshiki Enatsu  Center for Chinese Studies, The University of Michigan)  吉澤 誠一郎

686号 (2005.4)
特集=戦前期教科書問題研究(2) 
【論文】 「支那排日教科書」批判の系譜   砂山 幸雄
【報告】 中国大陸の大学『中国近代史』教科書にみる中日関係関連内容の紹介―中華書局、1977-1994年、『中国近代史』教科書の4種版本を対象として― 易 恵莉
[書評] 『中国の歴史――中国高等学校歴史教科書』(人民教育出版社歴史室著/小島晋治等訳 明石書店)    三好 章
[書評] 『中国知識人の百年 文学の視座から』(岸陽子著 早稲田大学出版部)    阪本 ちづみ
[書評] 『黄土の村の性暴力――大娘たちの戦争は終わらない』(石田米子・内田知行編 創土社)    森 久男
[光陰似箭] 戦前の横浜中華学校での教科書問題    大里 浩秋

687号 (2005.5)
【論文】 現代中国におけるナショナリズム言説の諸位相   李 永晶
【論文】 中華文化復興運動にみる戦後台湾の国民党文化政策   菅野 敦志
[書評] 『冷戦後の日中安全保障』(ラインハルト・ドリフテ著/坂井定雄訳 ミネルヴァ書房)  西倉 一喜
[書評] 『戦後中国の憲政実施と言論の自由 1945-49』(中村元哉著 東京大学出版会)    鈴木 賢
[書評] 『中国経済論』 (加藤弘之・上原一慶編著 ミネルヴァ書房)  中屋 信彦
[光陰似箭] 反日デモ――日中のコミュニケーションギャップ    中島 宏
[報告] 2004年度『中国研究月報』編集委員会報告    田島 俊雄

688号 (2005.6)
特集=4月・中国の反日運動
【特集】 ナショナリズム、ネット社会と<囚人のジレンマ>――<4月・中国の反日運動>特集にあたって   田島俊雄
  緊急アンケート結果・教育現場から見た「反日デモ」への認識  市来 弘志
  反日デモ活動 ――広東省のケース――    森 路未央
  「愛国」と「反日」のあいだ   加藤 晴子
  上海の反日抗議行動    大澤 肇
  「中日関係論壇」の書き込みにみる日中関係    陳 嬰嬰
  反日行動をめぐる中国国内との対話    王 京濱
  中国の反日デモに思う    飯塚 英明
  胡錦涛の対日政策 小泉を相手とせず    趙 宏偉
【論文】 清末における社会教育と地域社会――天津における「衛生」の教育を例として――   戸部 健
[書評] 『台頭する私営企業主と変動する中国社会』(中村則弘著 ミネルヴァ書房)     園田 茂人

689号 (2005.7)
特集=波乱含みの日中関係――「政冷経熱」から「政経両冷」への危険の深層を問う―― 2005年度現代中国公開講座 (2005年5月21日、タワーホール船堀)
2005年度現代中国公開講座「波乱含みの日中関係」開催にあたって    山田 賢一
報告Ⅰ 日中関係のひずみの真相を問う   辻 康吾
報告Ⅱ 中国脅威論と中国特需の経済学   高橋 満
質疑応答
【報告】 上海モーターショーに参加して    森 久男
[書評] 『中国環境ハンドブック 2005-2006年度版』(中国環境問題研究会編 蒼蒼社)    知足 章宏
[書評] 『経済転型的代価:中国城市失業、貧困、収入差距的経験分析』(李実・佐藤宏主編 中国財政経済出版社)    山口 真美
[書評] 『中華新経済システムの形成』 (高橋満著 創土社)    福原 亨一
[光陰似箭] 立ち位置    代田 智明

690号 (2005.8)
【論文】 経済発展過程における中国の後期中等職業教育の発展――政策方針、労働需要および教育需要からの考察――  呉 琦来
【研究ノート】 北一輝の中国論――『支那革命外史』以後を中心に――  趙 暁(青+見)
【研究ノート】 チベット族の一妻多夫婚――雲南省徳欽県のフィールドから――    六鹿 桂子
[書評] 『黄土の大地 1937~1945』 (内田知行著 創土社)  広中 一成
[書評] 『清帝国とチベット問題――多民族統合の成立と瓦解』(平野聡著 名古屋大学出版会)    安藤 潤一郎
[光陰似箭] 「抗日勝利日」――歴史記念日の揺らぎ――   川島 真 

691号 (2005.9)
【論文】 中国・台湾の産業発展と旧日系化学工業   田島 俊雄
【論文】 満鉄附属地居住華商に対する中国側税捐課税問題   大野太幹
[書評] 『民国後期中国国民党政権の研究』
         (中央大学人文科学研究所編 中央大学出版部)  川島 真  
[書評] 『『婦女雑誌』からみる近代中国女性』(村田雄二郎編 研文出版)    代田智明 

692号 (2005.10)
【論文】 中国の市場経済化と都市公共交通体系の改革   繆 里英   
【研究ノート】 現代中国都市社会における女性のアイデンティティ危機――テレビドラマ『中国式離婚』の言説戦略の分析を通して――  文 俊
[書評] 『戦時上海――1937~45年』(高綱博文編 研文出版)   加島 潤
[書評] 『新版現代中国政治』(毛里和子著 名古屋大学出版会)   浜 勝彦
[光陰似箭] 内蒙古自治区の灌漑とアルカリ化に触れて――居延視察報告――   原 宗子
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録72号(2005年10月)

693号 (2005.11)
【研究報告】 近代中国における株式制企業の資金調達   朱 蔭貴   
【論文】 中国の環境政策と民主化に関する考察――行政主導と公衆参加の拡大――   北川 秀樹
[街談巷議] 江西省の旅――虹色ツアー    中島 宏
[書評] 『中国国民政府と農村社会――農業金融・合作社政策の展開――』(飯塚靖著 汲古書院)   河原 昌一郎    
[書評] 『重慶国民政府史の研究』(石島紀之・久保亨編 東京大学出版会)   内田 知行
[光陰似箭] 物権法パブリック・オピニオンの募集    國谷 知史

694号 (2005.12)
【論文】 戦時および戦後復興期台湾におけるソーダ産業   湊 照宏   
【研究ノート】 中国のマスコミ政策における新たな選択――「自律(自主規制)」  崔 梅花
【評論】 他者性とどのように向き合うか――『婦女雑誌』と五四時期の中国婦人解放論をめぐって―― 陳 ■(女+正)湲
[街談巷議] 松花江汚染,満洲電気化学,戦争孤児   田島 俊雄
[書評] 『中国近郊農村の発展戦略』(今村奈良臣・張安明・小田切徳美著 農山漁村文化協会)   森 路未央
[書評] 『構造調整下の中国農村経済』(田島俊雄編 東京大学出版会)   朴 紅
[書評] 『中国農村の構造変動と「三農問題」――上海近郊農村実態調査分析――』(石田浩編 晃洋書房)   厳 善平
[光陰似箭] 「世界の工場」考    菊池 道樹

2006年
第60巻第1号(695号) (2006.1)
『中国研究月報』等の電子化とその利用について――NACSIS-ELSからCiNii(NII-ELS)への移行に伴う措置――
 付論『中国研究月報』の変遷
【論文】 戦前上海における朝鮮人の国籍問題   武井 義和
【研究ノート】 山西、不灌漑水利組織(生活用水利用組織)の伝統と現代化  森田 明
[書評] 『西太后――大清帝国最後の光芒――』(加藤徹著 中公新書(1812))   佐藤 豊
[書評] 『東アジア「開明」知識人の思惟空間――鄭観応・福沢諭吉・兪吉濬の比較研究――』(金鳳珍著 九州大学出版会)   岡本 隆司
[書評] 『移民と国家――極東ロシアにおける中国人、朝鮮人、日本人移民――』(イゴリ・R・サヴェリエフ著 御茶の水書房)  下斗米 伸夫
[光陰似箭] 「祁建華『速成識字法』」について   三好 章
[資料] 『中国研究月報』2005年総目次(第59巻第1号~第12号)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録73号(2006年1月)

第60巻第2号(696号) (2006.2)
第2回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について
【論文】 清末における日本への留学生派遣――駐清公使矢野文雄の提案とそのゆくえ―― 川崎 真美
【論文】 中国共産党の国家統合とエスノナショナリズム――延辺朝鮮族自治州の場合―― 李 海燕
[書評] 『竹内好という問い』(孫歌著 岩波書店)   代田 智明
[書評] 『「日中平和条約交渉」の政治過程』(李恩民著 御茶の水書房)   中島 宏
[書評] 『日中相互理解のための中国ナショナリズムとメディア分析』(高井潔司・日中コミュニケーション研究会編著 明石書店)  辻 康吾
[光陰似箭] 「日本問題」?米中共同管理へ? (趙 宏偉)

第60巻第3号(697号) (2006.3)
特集=中国の電力産業――歴史と現状――(1)
[特集にあたって] 電力問題の位相  田島 俊雄
【論文Ⅰ】 電力市場の成長と電力産業の発展――1936年までの山東省における電力事業者を中心に―― 王 京濱
【論文Ⅱ】 1940年代台湾における電力需給構造の展開  湊 照宏  
【論文Ⅲ】 戦後から人民共和国初期にかけての上海電力産業の統合過程 加島 潤
[書評] 『中国国有企業の金融構造』(王京濱著 御茶の水書房)   杉本 孝
[書評] 『橘樸翻刻と研究――『京津日日新聞』――』(山田辰雄・家近亮子・浜口裕子編 慶應義塾大学出版会) 福井 紳一

第60巻第4号(698号) (2006.4)
特集=中国の電力産業――歴史と現状――(2)
【論文Ⅳ】 東北地域における電力網の形成 峰 毅
【論文Ⅴ】 中国の電気事業改革と農村部電力事情――吉林省を中心に――  門 闖  
【論文Ⅵ】 改革会法規の電力体制改革の経済的評価――産業技術論と政治的レントシーキングの観点から―― 堀井 伸浩
[書評] 『人類館――封印された扉――』(演劇「人類館」の上演を実現させたい会編著 アットワークス) 坂元 ひろ子
[光陰似箭] 個人情報保護と近代史研究 (村田 雄二郎)

第60巻第5号(699号) (2006.5)
【論文】 「秋海棠」――淪陥区上海のシンボル  邵 迎建
【論文】 国民使節胡適の対米宣伝活動に関する考察――1937年~1938年――  佐藤 一樹
【講演記録】 反右派闘争中の謝冰心夫妻  王 炳根・萩野 脩二訳・注  
[書評] 『徽州商人の研究』(臼井佐知子著 汲古書院)   相原 佳之
[光陰似箭] 袁偉時「近代化と歴史教科書」を読む   大里 浩秋
[報告] 2005年度『中国研究月報』編集委員会報告(2005年度編集委員長 田島俊雄)

第60巻第6号(700号) (2006.6)
中国研究所60周年記念特集
【巻頭言】 60周年特集に寄せて   田中 信行
【報告】  中華人民共和国外交部档案に見る中国研究所――1952年『文物参考資料』交換をめぐる――   川島 真
【回想】 わが青春の中国研究所   川村 嘉夫
【再録】 資料『中国研究所一覧』(1955年)
【論文】 省別格差からみた「出身省別入学定員割当制度」の機能と問題点   沈 鴻敏
【論評】 『氷点週刊』問題と中国近代史研究――歴史教科書の「左毒」批判,「執政者への誡告」か,言論自由か  佐藤公彦    
[書評] 『周作人「対日協力」の顛末――補注『北京苦住庵記』ならびに後日編――』(木山英雄著 岩波書店) 根岸 宗一郎
[書評] 『中国の職業教育拡大政策――背景・実現過程・帰結――』(劉文君著 東信堂)   嶋 亜弥子
[光陰似箭] 中国研究所60年   並木 頼寿

第60巻第7号(701号) (2006.7)
特集=中国経済分析の最前線
特集によせて   菊池 道樹
【論文】 民工の都市生活と子弟教育――北京・上海の事例研究――  南 亮進・羅 歓鎮
【論文】 「世界の工場 中国」と世界との貿易・直接投資   胥 鵬・田村 晶子
【論文】 「中国国有企業の民営化問題」および「垂直統合型多国籍企業の出現(外資による国内資産の合併買収)」への不完備契約(資産所有(財産権))アプローチ 鈴木 豊  
[書評] 『中国の貯蓄と金融――家計・企業・政府の実証分析』(唐成著 慶應義塾大学出版会)   矢野 剛
[光陰似箭] W杯が口火となった中国学生騒乱事件   宇野 和夫

第60巻第8号(702号) (2006.8)
【論文】 上からの国家建設と大国間秩序の間――中国内戦前夜,米国の中国連合政府構想――  松村 史紀
【論文】 中ソ対立期における中国の核開発をめぐる米国の戦略――1961~1964年における4パターンの米中関係からの分析視角  三船 恵美 
【論文】 冷戦終結期における中国の国連核軍縮論議に対する姿勢  山岸 健太郎 
[書評] 『現代中国政治と人民代表大会――人代の機能改革と「領導・被領導」関係の変化――』(加茂具樹著 慶應義塾大学出版会)  諏訪 一幸  
[書評] 『中国の開港と沿海市場――中国近代経済史に関する一視点――』(宮田道昭著 東方書店)   村上 衛
[書籍紹介] 『衞藤瀋吉著作集』(全10巻)(衞藤瀋吉著 東方書店)   李 廷江
[光陰似箭] 「蟻の兵隊」と靖国神社  (伊藤 一彦)

第60巻第9号(703号) (2006.9)
【論評】 現代中国・モダニティ・文学―― 2 著の書評をかねて  代田智明
【研究ノート】中国および上海市における自動車リサイクルの動向   平岩幸弘・呉 威
【研究ノート】朝鮮族女性の海外婚出と家族扶養形態の変容    張 英花
[書評]『漢文脈の近代――清末=明治の文学圏』(齋藤希史著 名古屋大学出版会) 平石 直昭
[書評]『規範からの離脱――中国同時代作家たちの探索――』(尾崎文昭編 山川出版社)  田畑 佐和子
[書評]『寒夜』(李喬著/岡崎郁子・三木直大共訳 国書刊行会)  山田 敬三
[光陰似箭] 革命と宗族――旧共産党福建西部革命根拠地訪問記(山本 真)

第60巻第10号(704号) (2006.10)
【論文】 中国外交における毛沢東と鄧小平の共鳴―― 1974年から1975年を中心に――  益尾 知佐子
【調査報告】 中国東北部朝鮮族の台所空間の近代化と食生活の変容――農村部朝鮮族の事例研究を中心に――   李 恩郷
【街談巷議】 中国革命遺跡の旅――貴州、重慶、長沙  中島 宏
[書評]『中国における日本租界――重慶・漢口・杭州・上海――』(大里浩秋・孫安石編 御茶の水書房) 貴志俊彦
[書評]『戦争・ラジオ・記憶』(貴志俊彦・川島真・孫安石編 勉誠出版)  加藤 聖文
[書評]『戦間期中国の綿業と企業経営』(久保亨著 汲古書院)  王 穎琳
[光陰似箭] 江文也について――20世紀の日中関係の狭間にあった音楽家(三好 章)

第60巻第11号(705号) (2006.11)
【論文】 革命への投企/革命からの投企―― 沖縄青年層の見た辛亥革命と大正政変  與那覇 潤
【論文】 中国の会社法改正が明らかにしたこと 田中 信行
[書評]『中国湖北農村の家族・宗族・婚姻』(秦兆雄著 風響社)  西澤 治彦
[書評]『蒙地奉上――「満州国」の土地政策――』(広川佐保著 汲古書院)  岡 洋樹
[書評]『企業の成長と金融制度』(今井健一・渡邉真理子著 名古屋大学出版会)  王 京濱
[光陰似箭] 台湾における戸籍制度(栗原 純)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録74号(2006年11月)

第60巻第12号(706号) (2006.12)
小特集=中国法律問題の現在――家族/農地――
【論文】 中国夫婦財産制に関する一考察―― 離婚時の夫婦財産の分割を中心として――  國谷 知史
【論文】 中国における農村土地請負経営権の主体性と権利性――2契約書の分析を通して――  長 友昭
【研究ノート】 中国家事紛争解決モデルの初歩的検討 潘 剣鋒/岡 綾子訳
[書評]『幌馬車の歌』(藍博洲著 間ふさ子・塩森由岐子・妹尾加代訳 草風館) 小島 晋治
[書評]『もうひとつのチベット現代史――プンツオク=ワンギエルの夢と革命の生涯』(阿部治平著 明石書店)  広池 真一
[書評]『中国の統治能力――政治・経済・外交の相互連関分析』(国分良成編 慶應義塾大学出版会) 田村 宏嗣
[書評]漢詩王国の大長征―― 『岩波漢詩紀行辞典』(竹内実編著 岩波書店)  松岡 榮志
[光陰似箭] 丸山昇先生を偲んで (代田 智明)

2007年
第61巻第1号(707号) (2007.1)
特集=中国社会の変動と今後の日中関係
    2006年度現代中国公開講座 
    (2006年11月11日,中国研究所会議室)
公開講座  2006年度現代中国公開講座開催にあたって 
【報告Ⅰ】 「社会主義新農村建設」と中国の農業・農村問題  田島 俊雄
【報告Ⅱ】 安倍政権下の日中関係の展望  朱 建栄
質疑応答
【論文】   陜甘寧辺区における通信員,読報組政策の展開  梅村 卓 
[書評] 『中国野菜企業の輸出戦略――残留農薬事件の衝撃と克服過程』(坂爪浩史・朴紅・坂下明彦編著 筑波書房)  石塚 哉史
[書評] 『中国農家における公正と効率』(辻井博・松田芳郎・浅見淳之編著 多賀出版)  王 雷軒
[光陰似箭] 日本の憲法制定と中国――九条と文民条項――  川島 真
[資料] 『中国研究月報』2006年総目次(第60巻第1号~第12号)

第61巻第2号(708号) (2007.2)
第3回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について
【論文】 出稼ぎ労働者のネットワークとリスク回避――北京建築業界のケース・スタディ――  張 旭梅
【論文】 近代日本に留学した中国人の総数をめぐって――1922-1926年度のデータに関する調査――  周 一川
【論評】 関東軍と陸軍中央部との関係をどのように理解するのか――内田尚孝『華北事変の研究――塘沽停戦協定と華北危機下の日中関係 一九三二~一九三五年――』(汲古書院)に寄せて    森 久男
【報告】 第十回日本文学討論会に出席して   呉 念聖
[書評] 『日中一〇〇年史――二つの近代を問い直す』(丸川哲史著 光文社新書)   劉 傑
[書評] 『近代中国の農村経済と地主制』(小島淑男著 汲古書院)  飯塚 靖
[光陰似箭] 太田記念賞受賞論文を読んで (中島 宏)

第61巻第3号(709号) (2007.3)
特集=いま魯迅をどう語るか
魯迅を語ることのアポリア――魯迅特集に添えて  代田 智明
【報告Ⅰ】 私が見た新時期の魯迅   王 得后
【報告Ⅱ】 道家に対する魯迅の拒否――『故事新編』の関連する小説を中心に   高 遠東
【論文】 除草できない希望――魯迅の『野草』   Dennitza Gabrakova
[書評] 抑制のきいた「おちゃらけ」――『魯迅を読み解く――謎と不思議の小説10篇』(代田智明著 東京大学出版会)   白井 重範
[書評] 『一九四九年前後の中国』(久保亨編著 汲古書院)  松村 史穂
[書評] 『思想空間としての現代中国』(汪暉著/村田雄二郎・砂山幸雄・小野寺史郎訳 岩波書店)  宇野木 洋
[光陰似箭] 政治の季節 (田島 俊雄)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録75号(2007年3月)

第61巻第4号(710号) (2007.4)
特集=中国の法律事情
特集によせて  田中 信行
【論文】 人民司法に対する初歩的考察――「根拠地法制期」における裁判組織構造の変遷を題材として―― 御手洗 大輔
【論文】 中国の司法改革に立ちはだかる厚い壁   田中 信行
【論文】 中国国家知的財産戦略策定へ向けた動向   古谷 真帆
[書評] 『《満洲国》文化細目』(植民地文化研究会編 不二出版)   岸 陽子
[書評] 『人は歌い人は哭く大旗の前――漢詩の毛沢東時代』(木山英雄著 岩波書店)    萩野 脩二

第61巻第5号(711号) (2007.5)
特集=『中華民国史』――南京大学版との対話と討論
特集によせて  川島 真 
 経済史から見る民国史  吉田 建一郎
 断代史のなかの経済史叙述――中華民国史と中華人民共和国史  加島 潤 
 通史における思想・学術  竹元 規人
 司法史から見た民国史 吉見 崇
 近代中国と国際関係(1)――民国前期外交史の視点から  小林 義之
 近代中国と国際関係(2)――民国後期外交史の視点から  石黒 亜維
 民国史のはじまり――清末と辛亥革命から見た民国史  宮原 佳昭
 民国史をどのように書き終えるのか?――連続・非連続の視点から  中村 元哉
 49年革命から見る民国史   柳 亮輔
[書評] 『地域研究としてのアジア』 岩波講座「帝国」日本の学知 第6巻(末廣昭[責任編集] 岩波書店)   飯島 渉
[書評] 『蒋介石と新生活運動』(段瑞聡著 慶應義塾大学出版会)  深町 英夫
[報告] 2006年度『中国研究月報』編集委員会報告(2006年度編集委員長 田島俊雄)


第61巻第6号(712号) (2007.6)
【論文】 幻の日本人「戦犯」釈放計画と周恩来――中華人民共和国外交部档案をてがかりに――  大澤 武司
【研究ノート】 義和団時期の張之洞の帝王志向――宇都宮太郎日記を手がかりとして――  孔 祥吉/馮 青訳
【研究ノート】 外務省文書があきらかにする大内隆雄伝の一節  石田 卓生
【研究ノート】 中華民国政府の対日講和政策と「吉田書簡」(1) 葉 習民
[書籍紹介] 『近代中国東北地域史研究の新視角』(江夏由樹・中見立夫・西村成雄・山本有造編 山川出版社) 何 治濱
[書評] 『中国の西部開発と持続可能な発展――開発と環境保全の両立をめざして――』(西川潤・潘季・蔡艶芝編著 同友館)   松永 光平
[光陰似箭] 中国騒乱事件の新傾向と軍隊介入の制度化  (宇野 和夫)

第61巻第7号(713号) (2007.7)
【論文】 「怨」に囚われた張愛玲――「同学少年都不賎」の「欠点」をめぐって――  張 欣
【研究ノート】 西双版納・タイ族における産婆の創出   磯部 美里
【研究ノート】 中華民国政府の対日講和政策と「吉田書簡」(2) 葉 習民
【論評】 陸軍中央・関東軍と華北問題――森久男氏の「論評」に対して――  内田 尚孝
【論評】 中国政府は中国国民の請求権を放棄したか?――西松建設・中国人強制連行強制労働事件の最高裁第二小法廷判決(2007年4月27日)について               髙木 喜孝
[書評] 『朝鮮戦争と中国――建国初期中国の軍事戦略と安全保障問題の研究――』(服部隆行著 溪水社)   三船 恵美 
[書評] 『皇室外交とアジア』(佐藤考一著 平凡社新書)  丹藤 佳紀
[書評] 『躍動する中国石油石化――海外資源確保と中下流発展戦略』(横井陽一・竹原美佳・寺崎友芳著 化学工業日報社)   池尾 愛子
[光陰似箭] 「七七」七十周年・国交三十五周年   (並木 頼寿)

第61巻第8号(714号) (2007.8)
特集=中国人日本留学史,日本人中国留学史(1)
特集に寄せて  大里 浩秋
【論文】 日本占領期華北における留日学生をめぐる動向   川島 真
【論文】 改革・開放後の中国「国家公費派遣留学生」派遣政策の変遷  王 雪萍
【論文】 中国の私費留学に関する政策・方針の変遷   李 昱
[書評] 『中国人の日本語学習史――清末の東文学堂――』(劉建雲著 学術出版会)   汪 婉
[書評] 『中国人留学生・研修生の異文化適応』(葛文綺著 溪水社)   周 玉慧

第61巻第9号(715号) (2007.9)
特集=中国人日本留学史,日本人中国留学史(2)
【論文】 戦前の外務省の中国への留学生派遣について――明治,大正期を中心に   孫 安石
【論文】 在華本邦補給生,第一種から第三種まで    大里 浩秋
【論評】 今村与志雄編『橋川時雄の詩文と追憶』(汲古書院刊,2006年)を読む(上) 木山 英雄
【論評】 「文化細目」とは何か  西田 勝
[書評] 『飢饉と救済の社会史』(シリーズ 中国にとっての20世紀)(高橋孝助著 青木書店)   馬場 毅
[書評] 四人組的色眼鏡で描いた毛沢東と周恩来――『周恩来秘録 党機密文書は語る』(上・下)(高文謙著/上村幸治訳 文藝春秋)   村田 忠禧
[書評] 『森川和代が生きた旧「満州」,その時代――革命と戦火を駆け抜けた青春期――』(森川忍著 新風舎)    日原 きよみ
[光陰似箭] 「愛国主義教育基地」・「烈士陵園」雑感  (三好 章)

第61巻第10号(716号) (2007.10)
【論文】 明代の麗江ナシ族・木氏土司――「忠臣」と「自主」の間――  山田 勅之
【論文】 「東亜協同体」論をめぐって――戦時下日本の中国論――  胆 紅
【研究ノート】 汪精衛政権の水利政策――安徽省淮河堤修復工事を事例として―― 小笠原 強
[書評] 『中国村民自治の実証研究』(張文明著 御茶の水書房)   大鎌 邦雄
[書評] 『中国農業史』(フランチェスカ・ブレイ著/古川久雄訳・解説)  村上 陽子
[書評] 文理融合による地域研究の試み――『中国辺境地域の50年――黒河流域の人びとから見た現代史』(中尾正義・フフバートル・小長谷有紀編 東方書店)  岩下 明裕
[書評] 『21世紀における北東アジアの国際関係』(愛知大学国際問題研究所編 東方書店)  趙 宏偉

第61巻第11号(717号) (2007.11)
特集=中国物権法の争点と課題
特集によせて   國谷 知史
【論文】 物権法草案違憲論争の諸相  伹見 亮
【論文】 中国物権法における物権法定主義の意義と取引の安全   胡 光輝
【研究ノート】 中国物権法と農村土地請負経営権をめぐる議論  長 友昭
[論評] 国民党政権の国家建設とチベット――Hsiao-Ting Lin, Tibet and Nationalist China's Frontier: Intrigue and Ethnopolitics 1928-1949(Contemporary Chinese Studies)UBC Press,2006に寄せて 小林 亮介
[書評] 『芥川龍之介と中国――受容と変容の軌跡』(張蕾著 国書刊行会)  秦 剛

第61巻第12号(718号) (2007.12)
【論文】 ナンセン(nang zan)考――チベット旧社会における家内労働者の実態をめぐって 大川 謙作
【論文】 信頼性の危機と維持――1961年国連中国代表権問題をめぐる米華関係  石川 誠人
[論評] 宿命の満鉄に生きた者の覚悟――加藤聖文著『満鉄全史――「国策会社の全貌に』想う    秋原 勝二
[論評] 女はつらいよ!?――戴錦華著・宮尾正樹監訳・舘かおる編『中国映画のジェンダーポリティクス――ポスト冷戦時代の文化政治(御茶の水書房)に寄せて   白井 啓介
[報告] 日記が語る「搶救」運動――第十回丁玲学会報告  田畑 佐和子
[書評] 『近代中国の立憲構想――厳復・楊度・梁啓超と明治啓蒙思想――』(李暁東著 法政大学出版局)  佐藤 慎一
[書評] 『中国近代のリベラリズム』(水羽信男著 東方書店) 柳 亮輔

2008年
62巻第1号(719号) (2008.1)
特集=第17回党大会における中国共産党の選択
   現代中国公開講座(2007年11月10日,文京区区民センター)
公開講座  2007年度現代中国公開講座開催にあたって  山田 賢一
【報告Ⅰ】 胡錦濤「緩兵の計」――党17回大会の人事  清水 美和
【報告Ⅱ】 中国の経済過熱とエネルギー環境問題における中央・地方関係  浜 勝彦
質疑応答
[論評] 教育のあり方から見える中国社会のいま――牧野篤『中国変動社会の教育――流動化する個人と市場主義への対応――』(勁草書房)を読んで   三好 章 
[書評] 『「農本」主義と「黄土」の発生――古代中国の開発と環境 2』(原宗子著 研文出版)  小島 麗逸
[書評] 『毛沢東 その光と影』(岩間一雄著 未來社)  中前 吾郎
[光陰似箭] 21世紀シルクロード復活が鍵か?  原 宗子
[資料] 『中国研究月報』2007年総目次(第61巻第1号~第12号)

第62巻第2号(720号) (2008.2)
第4回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について
【論文】 近代におけるダフール人の政治活動――そのアイデンティティに関する考察――   暁 敏
【研究ノート】 内モンゴルの牧畜業における「三面紅旗」政策に関する考察  リンチン
[論評] 無制限労働供給とルイス的転換点  田島 俊雄
[書評] 『清代モンゴル盟旗制度の研究』(岡洋樹著 東方書店)   広川 佐保
[書評] 『越境する移動とコミュニティの再構築』(佐々木衛編著 東方書店)  権 香淑

第62巻第3号(721号) (2008.3)
【論文】 宗族、農民と井岡山革命(1927~1929年)  鄭 浩瀾
【論文】 民国前期、福建省南西部における経済変動と土地革命  山本 真
[資料紹介] 香港・澳門の近代史関係史料について  古泉 達矢
[書評] 『20世紀中国の国家建設と「民族」』(王柯著 東京大学出版会)   シンジルト
[書評] 『銃後の中国社会――日中戦争下の総動員と農村』(笹川裕史・奥村哲著 岩波書店)   石井 弓
[光陰似箭] 「北京コンセンサス」VS「ワシントンコンセンサス」 趙 宏偉

第62巻第4号(722号) (2008.4)
【論文】 文化大革命初期の民間言説に見る「社会主義」認識について――紅衛兵と上書者の言説の比較において――   中津 俊樹
【研究ノート】 延安における武闘(1967-1968年)   谷川 真一
【研究ノート】 王安憶と「尋根」  松村 志乃
[書評] 『大川周明と近代中国』(呉懐中著 日本僑報社)   野村 浩一
[書評] 『戦間期の東アジア国際政治』(服部龍二・土田哲夫・後藤春美編著 中央大学出版部)  加藤 聖文
[光陰似箭] いまどき北京   代田 智明

第62巻第5号(723号) (2008.5)
【論文】 直隷省における「査学」の設置と巡視活動(上)  汪  婉
【論文】 汪精衛政権下の民衆動員工作――「新国民運動」の展開―― 堀井 弘一郎
[書評]『中国外交政策の研究――毛沢東、鄧小平から胡錦濤へ』(趙全勝/真水康樹・黒田俊郎訳 法政大学出版局)
    『中国の外交――自己認識と課題』(川島真編 山川出版社)  益尾 知佐子
[書評] 『中国東北農村社会と朝鮮人の教育――吉林省延吉県楊城村の事例を中心として(1930-49年)』(金美花著 御茶の水書房)   三好 章
[書評] 『東アジアの祭祀伝承と女性救済――目連救母と芸能の諸相――』(野村伸一編著 風響社)   廣田 律子
[光陰似箭] 温州のライター (菊池 道樹)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録76号(2008年5月)
[報告] 2007年度『中国研究月報』編集委員会報告(2007年度編集委員長 田島 俊雄)

第62巻第6号(724号) (2008.6)
【論文】 20世紀初頭揚子江流域における機械製綿糸の流入と在来織布業  瀬戸林 政孝
【論文】 直隷省における「査学」の設置と巡視活動(下)  汪  婉
[街談巷議] 地震報道から思うこと   内田 知行
[書評] 『嵐を生きた中国知識人――「右派」章伯鈞をめぐる人びと』(章詒和著/横沢泰夫訳  集広舎発行・中国書店発売)  田畑 佐和子
[書評] 『中国建国初期の政治と経済――大衆運動と社会主義体制――』(泉谷陽子著 御茶の水書房)   松村 史穂
[紹介] 『中国年鑑』2008年版の刊行について  伊藤 一彦
[光陰似箭] チベット騒乱と四川大地震――北京五輪をひかえて (並木 頼寿)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録77号(2008年6月)

第62巻第7号(725号) (2008.7)
【論文】 「民族アイデンティティ」からエイジェンシーへ――中国貴州省プイ族を事例に  梶丸 岳
【論文】 中央民族学院の建校目的と謝冰心夫妻・費孝通の任務(上)――文革直後に英文で出版された少数民族概説書――  岩崎 菜子
【論文】 上海における住宅供給と価格形成――新沢・華山理論による検討  中岡 深雪
[書評] 『中国国民政府期の華北政治――1928-37年――』(光田剛著 御茶の水書房)  鹿 錫俊
[書評] 『近代中国の中央と地方――民国前期の国家統合と行財政――』(金子肇著 汲古書院)   加島 潤
[光陰似箭] 皖浙起義100周年記念討論会に参加して (大里浩秋)

第62巻第8号(726号) (2008.8)
特集=チベット統合をめぐる内外の経緯と言説構造
  ――2008年6月7日 中国研究所「チベット問題ワークショップ」の記録――
はじめに 並木 頼寿
【報告Ⅰ】 最近の中国のチベット政策及び現地での緊張  平野 聡
【報告Ⅱ】 チベット旧社会と「農奴解放」言説   大川 謙作
【報告Ⅲ】 チベット問題と1950年代の国際関係――1959年のチベット解放/侵攻をめぐる――   川島 真
質疑応答・討論
【論文】 民国成立期(1912-13)中国とダライ・ラマ政権――ダライ・ラマ帰還と和平交渉――   日高 俊
【論文】 中央民族学院の建校目的と謝冰心夫妻・費孝通の任務(下)――文革直後に英文で出版された少数民族概説書――  岩崎 菜子 
[光陰似箭] 脱主義とチベット問題   趙 宏偉

第62巻第9号(727号) (2008.9)
【論文】 胡適の文学史観について――「中国文学史」の成立に関する一考察  大橋 義武
【研究ノート】 僑郷特有の家族のあり方と個人の価値観――台北市斗山鎮D村における陳家の事例から――  奈倉 京子
[論評] 中国の秘密結社研究から中国の国家社会の特質を論ず――孫江著『近代中国の革命と秘密結社』(汲古書院,2007年)の書評を兼ねて―― 小林 一美
[書評] 『現代中国の電力産業――「不足の経済」と産業組織――』(田島俊雄著 昭和堂)       松本 俊郎
[街談巷議] 中国側観客席から見た北京五輪  田宮 昌子
[光陰似箭] 「西電東送」と貴州省電力事情   田島 俊雄

第62巻第10号(728号) (2008.10)
【論文】 連続と断絶――二十世紀初期中国の歴史教科書における黄帝叙述  孫 江
【論文】 哲学と思想/自己と他者――書評溝口・池田・小島『中国思想史』と中島隆博『残響の中国哲学』  代田 智明
[書評] 『近代中国の政治文化――民権・立憲・皇権――』(野村浩一著 岩波書店)      砂山 幸雄
[書評] 『現代中国の中央・地方関係――広東省における地方分権と省指導者』(磯部靖著 慶應義塾大学出版会)    梶谷 懐
[書評] 『中国低層訪談録――インタビューどん底の世界』(廖亦武著/竹内実日本語版監修 /劉燕子訳 集広舎発行・中国書店発売) 辻 康吾
[街談巷議] 中朝国境を見る――中国,北朝鮮の将来に本格的な備えか  中島 宏
[光陰似箭] 現代中国研究と訓詁学   村田 雄二郎

第62巻第11号(729号) (2008.11)
【論文】 中国における住民参加の現状と機能  伹見 亮
【論文】 中国における高等教育民営化の動向――民営大学と独立学院の比較から―― 王 幡
[書評] 『海外進出する中国経済』(叢書現代中国学の構築に向けて(3))(高橋五郎編 日本評論社)  苑 志佳
[書評] 『中国の新たな発見』(叢書 現代中国学の構築に向けて(1))(加々美光行編 日本評論社) 代田 智明
[書評] 『家族への手紙――謝冰心の文革――』(謝冰心著/萩野脩二・牧野格子訳 関西大学出版部)  岩崎 菜子
[光陰似箭] 変貌する中国のテレビメディア (山田 賢一)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録78号(2008年11月)

第62巻第12号(730号) (2008.12)
【論文】 中華民国臨時政府樹立過程における王克敏擁立をめぐる特務部の動向――華北経済開発と浙江財閥――   広中一成
【研究ノート】 現代中国における社会階層構造の変遷――1990年代以降の国産テレビドラマに対するテクスト分析を通じて―― 周 倩
[報告] 第十一回日本文学討論会に出席して   呉 念聖
[書評] 『台湾の政治――中華民国台湾化の戦後史――』(若林正丈著 東京大学出版会) 北波 道子
[書評] 『日中戦争とイスラーム――満蒙・アジア地域における統治・懐柔政策』(坂本勉編著 慶應義塾大学出版会)  森 久男
[書評] 『中国の環境問題』(叢書 現代中国学の構築に向けて(5))(榧根勇編 日本評論社)  山口 幸夫
[光陰似箭] 田母神論文から見えてくるもの 伊藤 一彦

2009年
第63巻第1号(731号) (2009.1)
特集=オリンピック後の中国
   2008年度現代中国公開講座 
   (2008年10月25日,文京シビックセンター・区民会議室)
公開講座  2008年度公開講座特集にあたって  田島 俊雄
【報告Ⅰ】 現代中国の国家原理と民族問題のゆくえ  加々美 光行
【報告Ⅱ】 中国のメディア規制  渡辺 陽介
質疑応答
[翻訳・紹介] 黄宗英「私は親しく聞いた――毛沢東と羅稷南の対話」――翻訳と訳者の付記        田畑 佐和子 
[書評] 『中国共産党史の論争点』(韓鋼著・辻康吾編訳 岩波書店)  石川 禎浩
[書評] 『中国の民族問題――危機の本質』(加々美光行著 岩波書店)  田島 英一
[資料] 『中国研究月報』2008年総目次 第62巻第1号~第12号

第63巻第2号(732号) (2009.2)
第5回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について
【論文】 九一八時期のメディア論調に見る多様の両義性――1932年国難会議をめぐる平津主要紙における政治議論 齋藤 俊博
【論文】 東亜同文書院の北京移転構想について  石田 卓生
[書評] 『〈日中共同研究〉「満洲国」とは何だったのか』(植民地文化学会・中国東北淪陷14年史総編室編著 小学館) 福井 紳一 
[書籍紹介] 『東京大生×北京大生 京論壇――次世代が語る日中の本音』――元関係者の立場から(京論壇東京大学実行委員会編 明石書店)   杉谷 幸太   
[光陰似箭] 司法改革はどこへ行く   國谷 知史
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録79号(2009年2月)

第63巻第3号(733号) (2009.3)
【論文】 中国株の急落と株式会社の改革  田中 信行
【論文】 雲南の民族政策と王連芳   古島 琴子
【研究ノート】 清末から民国期にかけての広東・江西に跨るタングステン開発  飯島 典子
[書評] 『アメリカと戦間期の東アジア――アジア・太平洋国際秩序形成と「グローバリゼーション」』(高光佳絵著 青弓社) 馬 暁華 
[書評] 『若者に伝えたい中国の歴史――共同の歴史認識に向けて』 (歩平・劉小萌・李長莉著/鈴木博訳 明石書店) 川上 哲正  
[光陰似箭] 蒋介石の高田時代(川島 真)

第63巻第4号(734号) (2009.4)
【論文】 日本からの中国帰国留学生の自己実現と「制約」に関する事例的考察  奈倉 京子
【調査報告】 香港の公共放送RTHKはどこへ行くのか   山田 賢一
[論評] 交友と旅・調査から読み解く天野元之助――天野弘之・井村哲郎編『満鉄調査部と中国農村調査――天野元之助中国研究回顧』(不二出版)随想  山本 真
[書評] 『中国社会と大衆動員――毛沢東時代の政治権力と民衆』(金野純著 御茶の水書房) 高橋 伸夫 
[光陰似箭] 北京で「小沢政局」が議論される (趙 宏偉)

第63巻第5号(735号) (2009.5)
【論文】  日中戦争の集合的記憶と視覚イメージ  石井 弓
[論評] 表象された地主像と民衆の記憶――四川省大邑県劉氏荘園「収租院」から考える  山本 真
[書評] 『中国物権法を考える』(星野英一・梁慧星監修/田中信行・渠濤編集 商事法務) 小口 彦太
[書評] 『中国発・多国籍企業』(丸川知雄・中川涼司編著 同友館) 高橋 五郎 
[書評] 『近代日中関係史断章』(岩波現代文庫)(小島晋治著 岩波書店) 杉山 文彦
[報告] 2008年度『中国研究月報』編集委員会報告(2008年度編集委員長 田島 俊雄)
[追悼] 山内一男元理事長のご逝去を悼む
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録80号(2009年5月)

第63巻第6号(736号) (2009.6)
【論文】 防穀賠償交渉(1893年)における日清韓関係  李 穂枝
【研究ノート】コンピュータから見た『人民日報』社説の定型表現とその変遷  叶 飛
[論評] 岡部牧夫編『南満洲鉄道会社の研究』(日本経済評論社)を論ずる  峰 毅
[書評] 『近代中国における民俗学の系譜――国民・民衆・知識人』(子安加余子著 御茶の水書房)   伊藤 徳也
[書評] 『台湾意識と台湾文化――台湾におけるアイデンティティーの歴史的変遷』(黄俊傑著・臼井進訳 東方書店)   黄 英哲 
[書評] 『中国の教育と経済発展』(南亮進・牧野文夫・羅歓鎮著 東洋経済新報社) 劉 文君
[光陰似箭] 『中国年鑑』2009年版の発刊によせて  伊藤 一彦

第63巻第7号(737号) (2009.7)
【論文】 竹内好『近代とは何か』『近代の超克』再読  代田 智明
【論文】 戴季陶の日本留学  張 玉萍
[論評] 北京オリンピック2008の歴史的意義――〔書評〕Xu, Guoqi, Olympic dreams: China and sports, 1895-2008, Harvard University Press, 2008.  家永 真幸
[書評] 『孫文と韓国――中華主義と事大主義の交差』(裵京漢著 ハンウルアカデミー)   金 東建
[書評] 『堀田善衞上海日記――滬上天下一九四五』(堀田善衞著/紅野謙介編 集英社)  郭 偉
[光陰似箭]ウイグル暴動の経緯と問題点  宇野 和夫

第63巻第8号(738号) (2009.8)
【論文】 中国の近代における白話小説の「古典化」について――雑誌『新青年』上の討論をめぐって――  大橋 義武
[講演録] 21世紀シルクロード研究会――二胡演奏と解説
      中国民族楽器「二胡」の確立と日本での受容   渡里 文恵
[書評] 『魯迅 自覚なき実存』(山田敬三著 大修館書店)  代田 智明
[書評] 『朝鮮民族の近代国家形成史序説――中国東北と南北朝鮮――』(滝沢秀樹著 御茶の水書房)  朴 敬玉
[光陰似箭]呂母と西王母――「観光資源」開発の背景は?―― 原 宗子
[追悼] 並木頼寿さんを追悼する 大里 浩秋
     並木頼寿さんの思い出  田島俊雄
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録81号(2009年8月)

第63巻第9号(739号) (2009.9)
【論文】 要素生産性と環境負荷――中国産業連関表による要因分析  氏川 恵次
【論文】 投書欄における読者・投稿者・編集者――生活書店出版物を対象とした歴史的考察――  楊 韜
[論評] 「楊紅桜ブーム」から中国児童文学の現状を見る  張 欣
[書評] 『中国農村の信仰と生活――太湖流域社会史口述記録集』(佐藤仁史・太田出・稲田清一・呉滔編 汲古書院)  田村 和彦
[書評] 『歴史は生きている――東アジアの近現代がわかる10のテーマ――』(朝日新聞取材班著 朝日新聞出版)  小池 求
[書評] 『中国の森林再生――社会主義と市場主義を超えて――』(関良基・向虎・吉川成美著 御茶の水書房)   松永 光平
[光陰似箭] No.2,G2からOnly Oneへ  菊池 道樹

第63巻第10号(740号) (2009.10)
[解題] 陳雲と中国の「改革開放」  田島 俊雄
[講演録] 陳雲と中国改革開放政策の展開   曹 応旺/胡 光輝 訳
      質疑応答・討論
【論文】 民国期上海における百貨店の誕生と都市文化  菊池 敏夫
[書評] 『新中国を生きた作家 蕭乾』(岡田祥子訳・編 幻冬舎ルネッサンス) 代田 智明
[書評] 『陶晶孫 その数奇な生涯――もう一つの中国人留学精神史』(厳安生著 岩波書店)   中村 みどり
[書評] 『環渤海交易圏の形成と変容――清末民国期華北・東北の市場構造』(山本進著 東方書店)   佐藤 淳平
[光陰似箭] 陳圓圓と呉三桂のこと   三好 章

第63巻第11号(741号) (2009.11)
特集=日中関係のプロセスとメカニズム――1978年~2009年
[特集]特集によせて  趙 宏偉
【論文】 中国の「対外開放」戦略と日本――1978年,対日関係の国内的インプリケーション  益尾 知佐子
【論文】 小泉政権以降における日中関係の視座――「富強大国化する中国」と日本   三船 恵美
【論文】 中華振興の外交と日中のわたりあい――東アジア地域統合プロセスの考察  趙 宏偉
[書評]『境界に生きるモンゴル世界――20世紀における民族と国家』(ユ・ヒョヂョン,ボルジギン・ブレンサイン編著 八月書館) 暁  敏 
[書評]『中国の人口移動と社会的現実』(馮文猛著 東信堂)  嶋 亜弥子
[光陰似箭] ドアの内と外――各人自掃門前雪,...  村田 雄二郎

第63巻第12号(742号) (2009.12)
【論文】 植民地的近代と詩社的伝統意識の乖離――梁啓超の台湾訪問をめぐって――   王 閏梅
【論文】 中華民国における「故宮文物」の意味形成――北京政府期を中心に――        張 碧恵
[論評] 原宗子『環境から解く古代中国』(大修館書店)を読む  平勢 隆郎
[書評] 『中国抗日軍事史 1937-1945』(菊池一隆著 有志舎) 服部 隆行
[書評] 『中国近代外交の胎動』(岡本隆司・川島真編 東京大学出版会)  片岡 一忠
[書籍紹介] 『反日、暴動、バブル――新聞・テレビが報じない中国』(麻生晴一郎著 光文社新書)
       『「中国問題」の核心』 (清水美和著 ちくま新書)   田村 宏嗣 
[光陰似箭] 風吹草低見牛羊  杉山 文彦
[追悼] 安藤彦太郎先生を悼む  宇野 和夫
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録82号(2009年12月)

2010年
第64巻第1号(743号) (2010.1)
特集=中国共産党執政60年――その成果と課題
   2009年度現代中国公開講座
   (2009年11月14日,中央大学駿河台記念館330号室)
公開講座  2009年度公開講座特集にあたって  田中 信行
【報告Ⅰ】 改革開放30年の成果と課題――政策展開過程から 浜 勝彦
【報告Ⅱ】 現代中国60年をどう見るか――パラダイム・シフトを考える  毛里 和子
質疑・応答
【研究ノート】 1936,37年華僑学校教科書取り締まり事件  大里 浩秋
[書評] 『黄河断流――中国巨大河川をめぐる水と環境問題』(福嶌義宏著 昭和堂)   原 宗子
[書評] 『中国における住民組織の再編と自治への模索――地域自治の存立基盤』 (黒田由彦・南裕子編著 明石書店)  伊藤 和歌子
[書評] 『南北アメリカ華民と近代中国――19世紀トランスナショナル・マイグレーション』(園田節子著 東京大学出版会)    田嶋 淳子
[資料] 『中国研究月報』2009年総目次 第63巻第1号~第12号

第64巻第2号(744号) (2010.2)
第6回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について
【論文】 「先鋒文学」の技法  遠藤 佳代子 
【論文】 転換期における王安憶の文学観――『心霊世界 王安憶小説講稿』を中心に 松村 志乃
[解題] 並木頼寿氏の遺稿に寄せて  砂山 幸雄
[論考] 清末民国期国文・国語教科書の構想について(遺稿) 並木 頼寿
[書評]  『立憲国家中国への始動――明治憲政と近代中国』(曽田三郎著 思文閣出版)  李 暁東
[書評]  『台湾法の歴史と思想』(後藤武秀著 法律文化社)  鈴木 賢
[書評]  『ノモンハン戦争――モンゴルと満洲国』(田中克彦著 岩波新書)  森 久男
[光陰似箭] 看板に偽りあり  栗原 純

第64巻第3号(745号) (2010.3)
小特集=最近の中国資源エネルギー外交――2010年1月30日,中国研究所・新春講演討論会記録――
講演録 多面的な資源エネルギー外交について聞く  浜 勝彦
【報告Ⅰ】 中国の資源外交60年史と海のユーラシア展開  澁谷 祐
【報告Ⅱ】 中国の対南アジア・中東政策  清水 学
【論文】 中国の文化遺産地域における「旅遊小鎮」式の観光開発に関する一考察――雲南省麗江市・世界遺産「麗江古城」束河古鎮を事例として――   馬 紅 
[書評]  『戦後の「満州」と朝鮮人社会――越境・周縁・アイデンティティ――』(李海燕著 御茶の水書房)  三ツ井 崇
[書評]  『中国近代化の開拓者・盛宣懐と日本』(久保田文次監訳 中央公論事業出版)  千葉 正史
[書評]  『大人のための近現代史――19世紀編』(三谷博・並木頼寿・月脚達彦共編 東京大学出版会)  孫 安石
[書評]  『文化冷戦の時代 アメリカとアジア』(貴志俊彦・土屋由香編 国際書院)  辻 康吾
[光陰似箭] 司馬遼太郎のみた中国瞥見  川上 哲正

第64巻第4号(746号) (2010.4)
【論文】 南京国民政府と教科書審定――教育部編審処と国立編訳館の会議記録を中心に  孫 安石
【研究ノート】 梁啓超と木村鷹太郎――「哀希臘」をめぐって  李 海
[論評] 「文」をめぐる政治と章炳麟の可能性――林少陽『「修辞」という思想――章炳麟と漢字圏の言語論的批評理論』(白澤社,2009年)を読む  石井 剛
[書評] 『日本の蒙疆占領――1937-1945』(内田知行・柴田善雅編著 研文出版)  小林 英夫
[書評] 『日本陸軍と内蒙工作――関東軍はなぜ独走したか』(森久男著 講談社)   内田 尚孝
[書評] 『「国際都市」上海のなかの日本人』(髙綱博文著 研文出版)  山村 睦夫
[書評] 『中国共産党「天皇工作」秘録』(城山英巳著 文春新書)  佐藤 考一
[光陰似箭] ブックフェアと戴晴  田畑 佐和子

第64巻第5号(747号) (2010.5)
【論文】 中朝同盟の形成動因に関する一考察――1961年中朝同盟条約の締結過程を中心に   金 伯柱
【研究ノート】 都市の食,農村の食――清末民国期,湖北省における日常食の階層性  中林 広一 
[書評] 『農民も土も水も悲惨な中国農業』(高橋五郎著 朝日新聞出版)   阿古 智子
[書評] 『貧者を喰らう国――中国格差社会からの警告』(阿古智子著 新潮社)      厳 善平
[書評] 『東アジアの歴史――その構築――』(ラインハルト・ツェルナー著,植原久美子訳,小倉欣一・李成市監修 明石書店)    小池 求
[書評] 『中日関係史 1978-2008』(歩平編集代表・高原明生監訳 東京大学出版会)  家近 亮子
[自著紹介] 『竹内実〔中国論〕自選集』自評 (竹内実著 桜美林大学北東アジア総合研究所)   竹内 実
[報告] 2009年度『中国研究月報』編集委員会報告  田島 俊雄
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録83号(2010年5月)

第64巻第6号(748号) (2010.6)
【論文】 中国における農村貧困削減の取り組みと成果   厳 善平
【研究ノート】 日中戦争期上海のマッチ製造業と日本   今井 就稔
[街談巷議] 『楊基振日記』にみる歴史叙述と時代  黄 英哲
[書評] 『中華世界の国家と民衆』上・下巻(小林一美著 汲古書院)     馬場 毅
[書評] 『自由と国民――厳復の模索』(區建英著 東京大学出版会)   高柳 信夫
[書評] 『現代中国刑事裁判論――裁判をめぐる政治と法』(坂口一成著 北海道大学出版会)   伹見 亮
[書評] 『『臺灣私法』の成立過程――テキストの層位学的分析を中心に――』(西英昭著 九州大学出版会)     春山 明哲
[書評] 現代小説『ケータイ』(劉震雲著・劉燕子訳・竹内実監修 桜美林大学北東アジア総合研究所)  竹内 実
[光陰似箭] 『中国年鑑』2010年版の発刊によせて  伊藤 一彦

第64巻第7号(749号) (2010.7)
【論文】 孫文とRed Cross――『紅十字会救傷第一法』,訳出と再版の意味するもの――(上) 篠崎 守利
[報告] 丁玲文学の「感情」と「政治」――第11回丁玲学会報告  田畑 佐和子
[街談巷議] 上海万博を見る――中国の将来像を国民に示す   中島 宏
[書評] 『中国の都市・建築と日本――「主体的受容」の近代史』(徐蘇斌著 東京大学出版会)   高村 雅彦
[書評] 『青島の都市形成史:1897-1945――市場経済の形成と展開』(欒玉璽著 思文閣出版)         李 偉
[書評] 『中国農村合作社制度の分析』(河原昌一郎著 農山漁村文化協会)  飯塚 靖
[書評] 『中国農村社会と革命――井岡山の村落の歴史的変遷』(鄭浩瀾著 慶應義塾大学出版会)    阿南 友亮
[書評] 『日本の中国農村調査と伝統社会』(内山雅生著 御茶の水書房)    栗山 知之
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録84号(2010年7月)

第64巻第8号(750号) (2010.8)
[報告] 南海本田スト現場からの報告  常 凱/胡 光輝 訳
[解題] 急増する中国の労働争議   田中 信行
【論文】 孫文とRed Cross――『紅十字会救傷第一法』,訳出と再版の意味するもの――(下)  篠崎 守利
【研究ノート】 1950年代の内モンゴルにおけるモンゴル語使用問題の実態  仁 欽
【研究動向】 内モンゴルにおける近代教育の研究の展開について――満洲国時代(1932~45)を中心に――    娜 荷 芽  
[書評] 『中国に継承された「満洲国」の産業――化学工業を中心にみた継承の実態』(峰毅著 御茶の水書房)    洪 紹洋
[書評] 『「満洲」の成立――森林の消尽と近代空間の形成』(安冨歩・深尾葉子編 名古屋大学出版会)  阿部 由美子
[光陰似箭] 蒔かぬ種は生えぬ――「孫中山(ソンナカヤマ)」から考えたこと  孫 安石

第64巻第9号(751号) (2010.9)
【論文】 五・四運動期における戴季陶の日本観   張 玉萍
【論文】 「満洲国」における女性の日本留学――概況分析――  周 一川
[調査報告] 華僑とキリスト教からみる福建近現代史――福建僑郷,サラワク訪問記  山本 真
[報告] 中国はいま,何を日本に期待しているか――国際学術シンポジウム「中日戦略互信与戦略合作」に参加して――  藤村 幸義
     杭州シンポジウムに参加して   福原 亨一
[書評] 『中国の経済発展と資源配分 1860-2004』(袁堂軍著 東京大学出版会)    徐 涛
[書評] 『中国の外資政策と日系企業』(渡辺利夫・21世紀政策研究所監修/杜進編 勁草書房)  戴 秋娟
[書籍紹介]『土地を奪われゆく農民たち――中国農村における官民の闘い』(王国林著/谷川道雄監訳/中田和宏・田村俊郎訳 河合文化教育研究所) 山田賢一

第64巻第10号(752号) (2010.10)
【論文】 忘れられた中国初の「9年制義務教育」計画――戦後初期台北市における試みと挫折――  菅野 敦志
【論評】 満洲事変発生地名の再検討」余論――近現代史の“神話”を“歴史”に――   山田 勝芳
【論評】 中国モダニティと思想改造――丸川哲史『魯迅と毛沢東 中国革命とモダニティ』(以文社)を書評する――  代田 智明
[書評] 『グローバル中国への道程――外交150年』(川島真・毛里和子著 岩波書店)   趙 宏偉
[書評] 『台頭中国の対外関係』(中居良文編著 御茶の水書房)  益尾 知佐子
[書評] 『中国政治外交の転換点――改革開放と「独立自主の対外政策」』(益尾知佐子著 東京大学出版会)   青山 瑠妙
[書評] 『中国残留日本人という経験――「満洲」と日本を問い続けて』(蘭信三編 勉誠出版)   秋山 洋子
[自著紹介]『現代中国年表 1941-2008』(岩波書店,2010年4月刊行)の内容紹介と中国現代史の諸問題について   安藤 正士

第64巻第11号(753号) (2010.11)
特集=中国アジア外交のダイナミズム
[特集] 特集に当たって  趙 宏偉
【論文】 日中の「文明の衝突」――構造的要素と行動パターン(1990年代半ば~)――  趙 宏偉
【論文】 中国の世論・ナショナリズムと国際協調――怒江・メコン川(瀾滄江)ダム開発をめぐって――   青山 瑠妙
【論文】 世界に飛び立つ南寧――中国の地域主義の展開における広西地方政府の役割――  益尾 知佐子
【論文】 国交60周年を迎えた中印関係   三船 恵美
[書評] 模索する思想史――坂元ひろ子 『連鎖する中国近代の“知”』(研文出版,2009年)を読む    古谷 創
[書評] 『山陝の民衆と水の暮らし――その歴史と民俗――』(森田明著 汲古書院)   大川 裕子
[書評] 『地球宣言――大草原の偉大なる寓話』(リグデン著/佐治俊彦,ボルジギン・ブレンサイン訳 教育史料出版会) 劉 燕子

第64巻第12号(754号) (2010.12)
一般社団法人中国研究所の発足にあたって  浜 勝彦
【論文】 CEPA影響下における香港映画の越境に関する考察――製作環境の変容と要因を中心に  謝 シン
【書評論文】 現代中国の政治体制を歴史上に位置づける  深町 英夫
[論評] 中国のレアアース産業および産業政策について―蘇文清著『中国稀土産業経済分析与政策研究(中国のレアアース産業の経済分析と政策研究)』(中国財政経済出版社)を読む  伊藤 昭男
[随想] 大輪のまっ赤なダリヤ  秋原 勝二
[書評] 『中国高度成長の構造分析――中国モデルの効用と限界』(何清璉著/辻康吾編・訳/小島麗逸解説 勉誠出版) 田畑 光永
[書評] 『現代中国政治と労働社会――労働者集団と民主化のゆくえ』(石井知章著 御茶の水書房) 塚本 隆敏
[書評] 『中国セメント産業の発展――産業組織と構造変化』(田島俊雄・朱蔭貴・加島潤編著 御茶の水書房) 伊藤 博

2011年
第65巻第1号(755号) (2011.1)
特集=中国沿海地域労働争議・賃上げの影響
   2010年度現代中国公開講座
   (2010年11月20日,中央大学駿河台記念館670号室)
公開講座 公開講座特集にあたって  田島 俊雄
【報告Ⅰ】 労働争議・賃上げの実態と経済的影響  髙見澤 学
【報告Ⅱ】 日系企業の紛争事例を検証する  田中 信行
質疑・応答
【報告】 蒋祖慧氏インタビュー記録――母・丁玲と平壌留学,中央戯劇学院崔承喜舞踏研究班の思い出   金 スンオグ
[書評] 『中国におけるクラスター戦略による農業農村開発』(木南莉莉著 農林統計出版)  張 馨元
[書評] 『中国の持続可能な成長――資源・環境制約の克服は可能か?』(堀井伸浩編 日本貿易振興機構アジア経済研究所)  古賀 章一 
[書評] 『竹内好――アジアとの出会い』(丸川哲史著 河出書房新社)  杉谷 幸太
[光陰似箭] 頻発する警察襲撃事件と警察襲撃罪増設をめぐる論争(宇野 和夫)
[資料] 『中国研究月報』2010年総目次 第64巻第1号~第12号

第65巻第2号(756号) (2011.2)
特集=移住先社会と中国のあいだで――近現代史における「華」を問う
[特集] 特集にあたって  園田 節子
【論文】 世紀転換期サンフランシスコにおける華僑アイデンティティ創生と「華」の創出 園田 節子
【論文】 ペナンの広福宮と華人公会堂に見る「華」の展開――誰にどのようにまとまりを示すか   篠崎 香織
【論文】 20世紀の東北アジアにおける人口移動と「華」  上田 貴子
【論文】 民族関係から「華」を考える――北タイ国境における雲南系回民を事例に 王 柳蘭
[書評] 『清朝と近代世界  19世紀』(吉澤誠一郎著 岩波書店)  杉山 文彦
[書評] 『革命とナショナリズム 1925-1945』(石川禎浩著 岩波書店)  中村 元哉
[お知らせ] 第7回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について

第65巻第3号(757号) (2011.3)
【論文】 「経験交流」と造反運動の拡散  谷川 真一
[論評] 張愛玲小説の中の華僑と「海帰」  張 欣
[論評] 語るべきか黙すべきか……――『ジャ・ジャンクー「映画」「時代」「中国」を語る』を読む  白井 啓介
[回想] ピンポン外交回想  中島 宏
[書評] 『東アジアに「近代」を問う』(並木頼寿著作選Ⅰ)(並木頼寿著 研文出版)  谷川 道雄
[書評] 『宋元郷村社会史論――明初里甲制体制の形成過程――』(伊藤正彦著 汲古書院)  井黒 忍
[書評] 『「科学技術大国」中国の真実』(伊佐進一著 講談社) 宮内 雄史
[光陰似箭] 中国ジャスミン革命(三好 章)

第65巻第4号(758号) (2011.4)
【論文】 議会主義への失望から職能代表制への希望へ――章士釗の『聯業救国論』(1921年)  森川 裕貫
【論文】 旧制第一高等学校留学生予備教育に関する一考察  韓 立冬
[論評] 衝撃的な経済成長の実相――横川信治・板垣博編『中国とインドの経済発展の衝撃』(御茶の水書房,2010年)を解する  宮島 良明
[報告] 第11回両岸三地歴史学研究生論文発表会参加記  金 東建・河野 正・杜崎 群傑
[書評] 『殺劫(シャーチェ)――チベットの文化大革命』を看む(ツェリン・オーセル著/ツェリン・ドルジェ写真/藤野彰,劉燕子訳 集広舎)佐治 俊彦
[書評] 『沈従文と家族たちの手紙――鄂行書簡』(沈従文等著/山田多佳子訳・解説/萩野脩二監修 三恵社) 津守 陽
[書評] 『中国都市社会と草の根NGO』(古賀章一著 御茶の水書房) 北川 秀樹
[光陰似箭] 「計画停電」と日中の電力問題(田島 俊雄)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録85号(2011年4月)

第65巻第5号(759号) (2011.5)
小特集=回想「文革前後の日中関係を見て」
[小特集] 特集によせて  中島 宏
[回想] 岡崎嘉平太と周恩来総理――人への思いやり――  嶋倉 民生
[回想] 北京「日僑飯店」の日々――文革前と文革期を中心に――  内山 宏男
【論文】 中国不法行為責任法における責任負担方法  文 元春
[書評] 『近代国家への模索 1894-1925』(川島真著 岩波書店)  小野寺 史郎
[書評] 『中国返還後の香港――「小さな冷戦」と一国二制度の展開』(倉田徹著 名古屋大学出版会) 廣江 倫子
[書評] 『歴史的視野からみた現代中国経済』(中兼和津次編著 財団法人東洋文庫(ミネルヴァ書房)) 加島 潤
[書評] 『アジアの潮流と中国――半世紀の変動から見えるもの』(田所竹彦著 里文出版)  阿部 雅志
[光陰似箭] 書評の太平楽(代田 智明)

第65巻第6号(760号) (2011.6)
【論文】 民主政治か個人独裁か――九一八後,国民党四期三中全会をめぐる輿論の変化  齋藤 俊博
【研究ノート】 中国南部山間地農村での観光開発に伴う農村景観の資源化  菊池 真純
[論評] 文理融合による租界研究の実践――大里浩秋・貴志俊彦・孫安石編著『中国・朝鮮における租界の歴史と建築遺産』を読む  包 慕萍
[書評]『中国労働市場のジェンダー分析――経済・社会システムからみる都市部就業者』(石塚浩美著 勁草書房) 馬 欣欣
[書評]『膨張する中国の対外関係』(天児慧・三船恵美編著 勁草書房) 浅野 亮
[書評]『裸の共和国――現代中国の民主化と民族問題』(加々美光行著 世界書院) 田島 英一
[書籍紹介]『劉暁波と中国民主化のゆくえ』(矢吹晋・加藤哲郎・及川淳子訳 花伝社) 山田 賢一
[光陰似箭] 『中国年鑑2011』の発刊によせて(伊藤 一彦)
[報告] 2010年度『中国研究月報』編集委員会報告(2010年度編集委員長 田島 俊雄)

第65巻第7号(761号) (2011.7)
【論文】 東亜同文書院農工科の実像についての一考察――経営理念と実態,教育的特徴,卒業生の進路を中心に――  武井 義和
[インタビュー] 中国共産党とともに歩んできた老哲学者,韓樹英氏の人生  横堀 克己
[論評] 太平楽論の体たらく――代田氏に反論する  石井 知章
[書評]『武田泰淳と竹内好――近代日本にとっての中国』(渡邊一民著 みすず書房) 郭 偉
[書評]『客家と中国革命――「多元的国家」への視座』(矢吹晋・藤野彰著 東方書店) 福本 勝清
[書籍紹介]『四川のチャン族――ブン川大地震をのりこえて〔1950-2009〕――』(李紹明・松岡正子主編 風響社) 渡部 武
[書籍紹介]『中国東北「辺境」の重工業と食糧基地――黒龍江省チチハルの地域産業発展戦略』(関満博編 新評論) 王 穎琳
[光陰似箭] 「熱中症」の見せた(?)夢  (原 宗子)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録86号(2011年7月)

第65巻第8号(762号) (2011.8)
【論文】 ヨーロッパ戦争開戦前後の蒋介石――日記から読み解く中国当局者のシナリオ――   鹿 錫俊
【論文】 中華人民共和国成立前夜における華北臨時人民代表大会の研究――中国共産党の地方における統治の正統性調達過程――  杜崎 群傑
[書評] 『中国思想史』(アンヌ・チャン著/志野好伸・中島隆博・廣瀬玲子訳 知泉書館) 石井 剛
[書評] 『近代中国における音楽教育思想の成立――留日知識人と日本の唱歌』(高■(女+爭)著 慶應義塾大学出版会)  丸山 貴士
[書評] 『戦争を知らない国民のための日中歴史認識――『日中歴史共同研究〈近現代史〉』をよむ』(笠原十九司編 勉誠出版) 小菅 信子
[光陰似箭] 義和団と台湾(栗原 純)

第65巻第9号(763号) (2011.9)
【論文】 日中戦争期の中国ムスリム社会における「親日派」ムスリムに関する一考察――中国回教総連合会の唐易塵を中心に――  山﨑 典子
【論文】 華南僑郷における家族史の観光資源化  奈倉 京子
[書評] 『中国系ニューカマー高校生の異文化適応――文化的アイデンティティ形成との関連から』(趙衛国著 御茶の水書房) 森 一平
[書評] 「張学」の赤い果実――池上貞子著『張愛玲――愛と生と文学』(東方書店,2011年)を読む      張 欣
[書評] 晏■(女+尼)著『戦時日中映画交渉史』(岩波書店,2010年)を読む  邵 迎建
[光陰似箭] 辛亥革命への日本人の「貢献」?(川島 真)

第65巻第10号(764号) (2011.10)
【論文】 康孟卿の翻訳作業とその周辺――戊戌政変から『清議報』刊行までを中心に――  吉田 薫
【論文】 民間企業家の政治身分と民間企業の金融業への進出――2009年中国民間企業トップ100社の金融業への進出を通して――  張 暁mei・陶 文彦
[報告] 中国の電力需給と電力改革――福島原発事故の影響 田島 俊雄
[書評] 『社会主義への挑戦 1945-1971』(久保亨著 岩波書店)  金野 純
[書評] 『日中国交正常化の政治史』(井上正也著 名古屋大学出版会)  益尾 知佐子
[書評] 『移動する人々と中国にみる多元的社会――史的展開と問題状況』(根橋正一・東美晴編著 明石書店)  園田 節子
[書評] 『中国の歴史を知るための60章』(並木頼壽・杉山文彦編著 明石書店)
     『キーワード30で読む 中国の現代史』(田村宏嗣著 高文研)   川上 哲正
[光陰似箭] 辛亥百年(村田雄二郎)

第65巻第11号(765号) (2011.11)
特集=都市と農村――文学テクストから読み解く
[特集]特集に添えて 代田 智明
【論文】茅盾小説の世界構造――1930年代の都市・農村イメージ 白井 重範
【論文】「知識青年」は農村をどう描くか――李鋭『厚土』と陳凱歌『黄色い大地』の比較から 杉谷 幸太
【論文】王安憶の「上海」――『長恨歌』を中心に 松村 志乃
[書評]『中国現代文学論考』(萩野脩二著 関西大学出版部) 下出 宣子
[書評]『日中戦争期中国の社会と文化』(エズラ・ヴォ―ゲル,平野健一郎編 慶應義塾大学出版会)石井 弓
[書評]『西晉「儒教國家」と貴族制』(渡邉義浩著 汲古書院)安部 聡一郎
[書評]『捻軍と華北社会――近代中国における民衆反乱――』(並木頼寿著 研文出版) 馬場 毅

第65巻第12号(766号) (2011.12)
【論文】中国の学校教育における愛国主義教育の変容――政治・歴史・語文に見られる価値志向の分析―― 武 小燕
【論文】周作人における小林一茶の受容――「蠅」を中心に―― 韓 玲姫
[資料紹介]無錫陽湖江陰産繭地方旅行日記 古島 琴子
[書評]『東アジアにおける宗教文化の再構築』(鈴木正崇編 風響社) 森 和
[書評]『中国「反日」の源流』(岡本隆司著 講談社) 村上 衛
[書評]『反日――中国は民族主義を越えられるか』(馬立誠著・杉山祐之訳 中央公論新社) 加藤 千洋
[書評]『戦後日本人の中国像――日本敗戦から文化大革命・日中復交まで』(馬場公彦著 新曜社) 本田 親史
[書評]『これから、中国とどう付き合うか』(宮本雄二著 日本経済新聞出版社) 塚越 敏彦
[光陰似箭]戦争体験を聞く(三好 章)

2012年
第66巻第1号(767号) (2012.1)
特集=ポスト胡錦濤体制へ
   2011年度現代中国公開講座(2011年11月12日,中央大学駿河台記念館)
公開講座 公開講座特集にあたって  田中 信行
【報告Ⅰ】 中国政治の理論的,思想的動向を見る――胡錦濤の建党90周年記念演説に示された新しい取り組み  朱 建栄
【報告Ⅱ】 中国新指導部の課題――「発展」「調和」の次に来るもの  大西 康雄
質疑・応答
【論評】 癒しの文学としての魯迅   代田 智明
[書評] 辿りつけぬ故郷,かき消された歌声――王徳威著・三好章訳『叙事詩の時代の抒情――江文也の音楽と詩作』研文出版  久米井 敦子
[書評] 『東アジアにおける後発近代化と社会政策――韓国と台湾の医療保険政策』(李蓮花著 ミネルヴァ書房)  金 成垣
[書評] 『現代中国の移住家事労働者――農村-都市関係と再生産労働のジェンダー・ポリティクス』(大橋史恵著 御茶の水書房)  定松 文
[資料] 『中国研究月報』2011年総目次 第65巻第1号~第12号

第66巻第2号(768号) (2012.2)
【論文】 中国における『源氏物語』全訳の成立に関する一考察――豊子愷,銭稲孫,周作人のかかわりを中心に  楊 暁文
【論文】 中華人民共和国建国初期におけるカトリック教会をめぐる動向について――「人民」の創出と「内心の自由」をめぐって  中津 俊樹
[講演録] ガスを通じ,中央アジアとの紐帯を進める中国――中国の中央アジア資源戦略  竹原美佳
[書評] 『資本蓄積と産業発展のダイナミズム――中国産業の雁行型発展に関する経済分析』(唱新著 晃洋書房)  峰 毅
[書評] 『越境を生きる雲南系ムスリム――北タイにおける共生とネットワーク』(王柳蘭著 昭和堂)  安藤 潤一郎
[書評] 『ネット大国中国――言論をめぐる攻防』(遠藤誉著 岩波書店)  高原 基彰
[お知らせ] 第8回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について

第66巻第3号(769号) (2012.3)
特集=辛亥革命百周年――神奈川大シンポジウムの報告(1)
[特集] 特集にあたって  大里 浩秋
辛亥革命と近現代中国――「政治社会」の観点からの一考察――  野村 浩一
辛亥革命と韓国独立運動――民主共和への道――  金 鳳珍
辛亥革命と千葉医学専門学校留学生 見城 悌治
日本陸軍参謀本部と辛亥革命  佐藤 守男
湖南省の辛亥革命と新軍――愛国団の設立を中心に―― 藤谷 浩悦
[書評] 『パンダ外交』(家永真幸著 メディアファクトリー)  濱本 良一
[書評] 『近代中国・教科書と日本』(並木頼寿・大里浩秋・砂山幸雄編 研文出版)  三谷 博
[書評] 『救国、動員、秩序――変革期中国の政治と社会』(高橋伸夫編著 慶應義塾大学出版会)  笹川 裕史

第66巻第4号(770号) (2012.4)
特集=辛亥革命百周年――神奈川大シンポジウムの報告(2)
章士釗と法治 佐藤 豊
辛亥革命前夜における中国Red Cross事情 篠崎 守利
辛亥革命研究の回顧と提言 小島 淑男
【論文】 民国期における「医学の国家化」の虚実――国立第一助産学校を中心に―― 姚 毅
[書評] 論争の射程――代田智明『現代中国とモダニティ――蝙蝠のポレミーク』(三重大学出版会,2011年)への応答 孫 歌
[書評] 『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(服部龍二著 中央公論新社)  中島 宏
[書評] 『汪兆銘政権と新国民運動――動員される民衆――』(堀井弘一郎著 創土社)  島田 大輔
[書評] 『中華民国の憲政と独裁 1912-1949』(久保亨・嵯峨隆編著 慶應義塾大学出版会)  滝田 豪
[光陰似箭] 薄熙来失脚と重慶モデル(趙 宏偉)

第66巻第5号(771号) (2012.5)
【論文】 日中戦争期における『吼えろ,中国!』の公演をめぐって 邵 迎建
[調査報告] 福州華僑とキリスト教――マレーシア・ペラ州シティアワン及びシンガポール訪問記 山本 真
[論評] 蛸壺のなかのまどろみ 代田 智明
[書評] 『宋代の水利政策と地域社会』(小野泰著 汲古書院) 井黒 忍
[書評] 『中国農民工の調査研究――上海市・珠江デルタにおける農民工の就業・賃金・暮らし』(厳善平著 晃洋書房) 嶋 亜弥子
[書評] 『中国内陸における農村変革と地域社会――山西省臨汾市近郊農村の変容』(三谷孝編著 御茶の水書房) 内田 知行
[書籍紹介] 『中国農村改革の父 杜潤生自述――集団農業から家族経営による発展へ』(杜潤生著/白石和良・菅沼圭輔・浜口義曠訳 農山漁村文化協会) 菅沼 圭輔
[報告] 2011年度『中国研究月報』編集委員会報告 田島 俊雄

第66巻第6号(772号) (2012.6)
【論文】 山西省農村における雨乞い――農民の視点から「迷信」を捉える 石井 弓
【研究ノート】 伊沢修二と『東亜普通読本』――『幼学綱要』との関係について 方 光鋭
[論評] 毛沢東時代の悲劇,「数千万人の大餓死」の実態に迫る2冊の大著
     ――楊継縄著『毛沢東・大躍進秘録』(文藝春秋),フランク・ディケーター著『毛沢東の大飢饉』(草思社) 小林 一美
[報告] 並木頼寿文庫(復旦大学歴史学系)の設立 原 宗子・田島 俊雄
[書籍紹介] 『中国の青銅と鉄の歴史』(北京鋼鉄学院《中国古代冶金》編集部著/館充訳/神崎勝・渡部武監訳 慶友社) 下田 誠
[書評] 『ドイツ統治下の青島――経済的自由主義と植民地社会秩序』(浅田進史著 東京大学出版会) 平田 康治
[書評] 『協力・抵抗・沈黙――汪精衛南京政府のイデオロギーに対する比較史的アプローチ』(柴田哲雄著 成文堂) 小笠原 強
[光陰似箭] 『中国年鑑2012』の刊行 伊藤 一彦

第66巻第7号(773号) (2012.7)
【論文】 興亜建国運動とその主張――日中戦争期中国における和平論 関 智英
【研究ノート】 中国における寄付の経済的動機――新制度派経済学による検討 水谷 文宣
[論評] 中国近代のロンダリング――汪暉のレトリックに潜む「前近代」隠蔽の論理 石井 知章
[書評] 『中国外交の世界戦略――日・米・アジアとの攻防30年』(趙宏偉・青山瑠妙・益尾知佐子・三船恵美著 明石書店) 井上 正也
[書評] 『インタビュー戦後日本の中国研究』(平野健一郎・土田哲夫・村田雄二郎・石之瑜編 平凡社) 小倉 芳彦
[書評] 『上海近代のホワイトカラー ――揺れる新中間層の形成』(岩間一弘著 研文出版) 菊池 敏夫
[書籍紹介] 『現代中国の言論空間と政治文化――「李鋭ネットワーク」の形成と変容』(及川淳子著 御茶の水書房) 山田 賢一
[書籍紹介] 『聞き書き――関西華僑のライフヒストリー』(神阪京華僑口述記録研究会編 神戸華僑歴史博物館)
        『横浜華僑の記憶――横浜華僑口述歴史記録集』(中華会館・横浜開港資料館 中華会館) 篠崎 香織
[光陰似箭] 今昔の感二題  杉山 文彦

第66巻第8号(774号) (2012.8)
【論文】 清末小説に見る女性像――王韜『淞隠漫録』に対する一考察 黒川 由希
【研究ノート】 戦時下における北京覚生女子中学校の教育――北京市档案館資料を中心に 王 娟
[論評」 「蛋民」の近現代史を歩く――長沼さやか『広東の水上居民』(風響社,2010年)を読んで 太田 出
[書評] 『周作人伝――ある知日派文人の精神史』(劉岸偉著 ミネルヴァ書房) 伊藤 徳也
[書評] 『魯迅とトロツキー――中国における『文学と革命』』(長堀祐造著 平凡社) 代田 智明
[書評] 『私の西域、君の東トルキスタン』(王力雄著・馬場裕之訳・劉燕子監修/解説 集広舎発行・中国書店発売) 真水 康樹
[書籍紹介] 鹿雪瑩著『古井喜実と中国――日中国交正常化への道』(思文閣出版)に想う 嶋倉 民生
[光陰似箭] 北京から4年 三好 章
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録87号(2012年8月)

第66巻第9号(775号)(2012.9)
特集=日中国交正常化40周年(1)
北京で見た日中国交正常化――絶好の政治タイミングで実現 中島 宏
国交回復前――貿易・経済交流の果たした役割 平井 博二
日華断交――日中国交正常化の裏面史? 川島 真
国交正常化前の訪中 武吉次朗
日中国交正常化に果たした対中プラント輸出契約の役割 横井 陽一
円元決済から始まった日中為替・金融40年小史 大久保 勲
「中国なんかに行けるのか」 代田 智明
対米ソ冷戦下の中国経済 田島 俊雄
日中国交正常化後,1970年代の中国と法 國谷 知史
【論文】 南京国民政府の「宣慰」について――華北・華中の回民社会への「宣慰」を事例に 平山 光将
[書評] 日本を独り占めした中国人――孫平化著・武吉次朗訳『中日友好随想録――孫平化が記録する中日関係』(日本経済新聞出版社,2012年) 岡田 充
[書評] 『現代中国農村の高齢者と福祉――山東省日照市の農村調査を中心として』(劉燦著 日本僑報社) 李 蓮花
[書評] 『中国紡織機械製造業の基盤形成――技術移転と西川秋次』(王穎琳著 学術出版会) 大東 英祐
[書評] 『感染症の中国史――公衆衛生と東アジア』(飯島渉著 中央公論新社) 相原 佳之

第66巻第10号(776号)(2012.10)
特集=日中国交正常化40周年(2)
日中国交正常化40周年に懐う 伊藤 一彦
日中韓の国交正常化を考える 孫 安石 
日中国交回復40周年とナショナリズム 川上 哲正
日中国交正常化40周年と「小国」日本 杉山 文彦 
中国史研究の変貌――国交正常化が変えたもの 原 宗子  
「親日」か「反日」か――ここ40年の中国指導者達 趙 宏偉  
40年ほど前のことから 三好 章
【論文】 「青春に悔い無し」の声はなぜ生まれたか――「老三届」の世代意識から見た「上山下郷」運動 杉谷 幸太 
[書評] 『清末中国と日本――宮廷・変法・革命』(孔祥吉・村田雄二郎著 研文出版) 狹間 直樹
[書評] 『清代経済政策史の研究』(黨武彦著 汲古書院) 岸本 美緒
[書評] 『中国自動車市場のボリュームゾーン――新興国マーケット論』(塩地洋編 昭和堂) 呂 寅満
[書評] 『龍のかぎ爪 康生(上・下)』(ジョン・バイロン,ロバート・パック著 田畑暁生訳 岩波書店) 谷川 真一

第66巻第11号(777号)(2012.11)
特集=ゆらぐ<境界>――戦時期東アジアにおけるコロニアリズム再考
特集によせて 金野 純
蝶はなぜ大海を渡っていったのか――植民地の歴史,植民地都市と『亜』の詩人たち  王 中忱
戦前・戦時期日本の中国における学術研究活動――東方文化事業上海自然科学研究所を中心に  李 嘉冬
日中戦争期における中国人協力者(Chinese Collaborators)――研究視点の省察  朴 尚洙
戦時における香港の「欧亜混血児」――羅旭■(龠+禾)の変節問題を例として  李 培徳
現代史の裏面を書くこと――フランスの視点から  工藤 晶人
私たちの想像力は「韃靼海峡」を渡っていけるか  代田 智明
[書評] 『「華中特務工作」秘蔵写真帖――陸軍曹長 梶野渡の日中戦争』(広中一成著・梶野渡語り 彩流社) 長谷川 怜
[書評] 『国際関係のなかの日中戦争』(西村成雄・石島紀之・田嶋信雄編 慶應義塾大学出版会) 浜井 和史
[書評] 『孫文・辛亥革命と日本人』(久保田文次著 汲古書院) 田中 比呂志
[書評] 『李鴻章――東アジアの近代』(岡本隆司著 岩波書店) 佐々木 揚

第66巻第12号(778号)(2012.12)
【論文】 劉涌の裁判と薄熙来 田中 信行
[論評] 中国における廃電気電子機器政策――現状と課題 知足 章宏・櫻井 次郎・羅 星仁

[書評] 『中国都市商業銀行の成立と経営』(門闖著 日本経済評論社) 梶谷 懐
[書評] 『露清帝国とカザフ=ハン国』(野田仁著 東京大学出版会) 杉山 清彦
[書評] 『雲南ナシ族政権の歴史――中華とチベットの狭間で』(山田勅之著 慶友社) 王 柳蘭
[書評] 江南農漁村民間芸能の息吹を伝える研究書――佐藤仁史ほか編著『中国農村の民間藝能――太湖流域社会史口述記録集2』(汲古書院) 瀬戸 宏
[光陰似箭] いまこそ袁世凱研究を(村田 雄二郎)

2013年
第67巻第1号(779号)(2013.1)
特集=日中関係とナショナリズム
     2012年度現代中国公開講座(2012年11月17日,中央大学駿河台記念館)
[公開講座] 公開講座特集にあたって 杉山 文彦
[報告Ⅰ] 日中関係――負のスパイラルから抜け出すために 毛里 和子
[報告Ⅱ] 尖閣問題と日中のナショナリズム 森 保裕
質疑・応答
[論評] 戦時下の四川社会と中国革命――笹川裕史著『中華人民共和国誕生の社会史』から考える 山本 真
[論評] 劉暁波「現象」所感 坂元 ひろ子
[書評] 中国モダニストの苦闘と末路――鈴木将久著『上海モダニズム』(中国文庫発行,東方書店発売) 榎本 泰子
[書評] 『キッシンジャー回想録 中国』(ヘンリー・A・キッシンジャー著,塚越敏彦ほか訳 岩波書店) 三船 恵美
[書評] 『台湾造船公司の研究――植民地工業化と技術移転(1919-1977)』(洪紹洋著 御茶の水書房) 湊 照宏
[資料] 『中国研究月報』2012年争目次 第66巻第1号~第12号

第67巻第2号(780号)(2013.2)
【論文】 モンゴル人箭丁の農地に対する諸権利の喪失過程――清代の帰化城トゥメト旗における戸口地問題 アラムス
【論文】 朝鮮戦争期の日中貿易促進運動と日中関係――「禁輸」と「講和」をめぐる日中貿易促進団体の活動とその限界 李 豊
[書評] 『東アジアの民衆文化と祝祭空間』(鈴木正崇編 慶應義塾大学東アジア研究所) 横山 廣子
[書評] 『リベラリズムの中国』(村田雄二郎編 有志舎) 藤井 隆
[書評] 『近現代の日中関係を問う』(並木頼寿著作選Ⅱ)(並木頼寿著 研文出版) 佐々木 揚
[書評] 『艾未未読本』(牧陽一編著 集広舎) 及川 淳子
[光陰似箭] 中国で革命は起こるか(宇野 和夫)
[お知らせ] 第9回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について 

第67巻第3号(781号)(2013.3)
【論文】 中国における民間の公益活動とメディア――ソーシャル・メディアと社会関係資本に関する広東省の事例―― 西本 紫乃
[論評] もうひとつの近代化と文革評価 代田 智明
[論評] ハードボイルドな中国社会経済史――足立啓二著『明清中国の経済構造』をよむ 田口 宏二朗
[書評] 『明清食糧騒擾研究』(堀地明著 汲古書院) 中林 広一
[書評] 『中国海軍と近代日中関係』(馮青著 錦正社) 趙 軍
[書評] 『肥大化する中国軍――増大する軍事費から見た戦力整備』(江口博保・吉田暁路・浅野亮編著 晃洋書房) 弓野 正宏
[書評] 『「網民」の反乱――ネットは中国を変えるか?』(古畑康雄著 勉誠出版) 遠藤 誉

第67巻第4号(782号)(2013.4)
【論文】 ブルジョア精神汚染批判とメディア――「党性」「人民性」論争をめぐって 梅村 卓
【論文】 近代中国知識人の女性観――王韜『淞濱瑣話』『漫遊随録図記』を例に 黒川 由希
[書評] 『郁達夫と大正文学――<自己表現>から<自己実現>の時代へ』(大東和重著 東京大学出版会) 大久保 洋子
[書評] 『近代中国を生きた日系企業』(富澤芳亜・久保亨・萩原充編著 大阪大学出版会) 張 楓
[書評] 『中国――基層からのガバナンス』(菱田雅晴編著 法政大学出版局) 江口 伸吾
[書評] 『中国文化大革命のダイナミクス』(谷川真一著 御茶の水書房) 金野 純
[書評] 『現代中国の政治――「開発独裁」とそのゆくえ』(唐亮著 岩波書店) 王 元
[書評] 『「日中国交回復」日記――外交部の「特派員」が見た日本』(王泰平著・福岡愛子監訳 勉誠出版)中島 宏
[光陰似箭] 「紅の党」と新聞の取材力(田中 信行)

第67巻第5号(783号)(2013.5)
【論文】 民主と独裁をめぐる論争における張東□(草冠+孫)の論理 森川 裕貫
【論文】 「対支文化事業」と陶晶孫――特選留学生としての軌跡 中村 みどり
[書評] 『中国革命と軍隊――近代広東における党・軍・社会の関係』(阿南友亮著 慶應義塾大学出版会) 石川 禎浩
[書評] 『陳情――中国社会の底辺から』(毛里和子・松戸庸子編著 東方書店) 南 裕子
[書評] 『日中関係史1972-2012 Ⅱ経済』(服部健治・丸川知雄編 東京大学出版会) 宮内 雄史
[書評] 『現代中国の財政金融システム――グローバル化と中央-地方関係の経済学』(梶谷懐著 名古屋大学出版会) 小林 克也
[書評] 『現代中国の資源戦略――資源の再考察と資源化のダイナミクス』(伊藤昭男著 北海学園北東アジア研究交流センター) 知足 章宏
[光陰似箭] 『中国年鑑2013』の刊行(伊藤 一彦)

第67巻第6号(784号)(2013.6)
【論文】 対日講和会議参加問題と中華民国政府の対応――1950~1952年―― 深串 徹
【論説】 日中戦争期,華北政権下の統治動向と基層社会――『中国農村慣行調査』再読 浜口 允子
[論評] 膠着尖閣紛争 中島 宏
[書評] 「領土ナショナリズム」との闘い方,教えます――岡田充著『尖閣諸島問題:領土ナショナリズムの魔力』(蒼蒼社、2012年) 岩下 明裕
[書評] 『「経済大国」中国はなぜ強硬路線に転じたか――2010~2011年――』(濱本良一著 ミネルヴァ書房) 森 保裕
[書評] 『中国問題 キーワードで読み解く』(毛里和子・園田茂人編 東京大学出版会) 田村 宏嗣
[書評] 『中国の地域経済――空間構造と相互依存』(岡本信広著 日本評論社) 加藤 弘之
[書評] 『辛亥革命と日本』(王柯編 藤原書店) 川上 哲正
[報告] 2012年度『中国研究月報』編集委員会報告 田島 俊雄

第67巻第7号(785号)(2013.7)
【論文】 「小站米」ブランドの形成と日本の華北占領 李 海訓
[論評] 王実味の「延安の妻」の回想文 田畑 佐和子
[論評] 中等鉄道における事業展開と経営実態――麻田雅文『中東鉄道経営史――ロシアと「満洲」1896-1935』を読んで 林 采成
[書評] 『五四運動の残響――20世紀中国と近代世界』(ラナ・ミッター著/吉澤誠一郎訳 岩波書店) 大沼 正博
[書評] 『中国共産党の支配と権力――党と新興の社会経済エリート』(鈴木隆著 慶應義塾大学出版会) 杜崎 群傑
[書評] 『チベットの秘密』(ツェリン・オーセル,王力雄著/劉燕子編訳 集広舎) 真水 康樹
[紹介] 並木頼寿文庫(復旦大学歴史系)の蔵書目録について 阿部 由美子
[光陰似箭] オバマ・習近平のカリフォルニア「合宿」 (趙 宏偉)
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録88号

第67巻第8号(786号)(2013.8)
【論文】 清末変法運動における何樹齢の活動について 吉田 薫
[論評] 魯迅の革命・改革に対する立ち位置――終末論と同伴者 代田 智明
[書評] 『「生活の芸術」と周作人――中国のデカダンス=モダニティ』(伊藤徳也著 勉誠出版) 小川 利康
[書評] 『国旗・国歌・国慶――ナショナリズムとシンボルの中国近代史』(小野寺史郎著 東京大学出版会) 孫 安石
[書評] 『近代中国と広域市場圏――海関統計によるマクロ的アプローチ』(木越義則著 京都大学学術出版会) 竹内 祐介
[書評] 『「交流の時」を迎える中越国境地域――中国広西チワン族自治区の北部湾開発』(関満博・池部亮編 新評論) 宮島 良明
[書評] 『中国経済史入門』(久保亨編 東京大学出版会) 王 京濱
[光陰似箭] 「記憶」を「記録」する 栗原 純
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録89号

第67巻第9号(787号)(2013.9)
【講演会報告】 岐路に立つ中国・北朝鮮関係 伊藤 一彦
【論文】 薄熙来と中国法の失われた10年 田中 信行
[書評] 杜甫像の再検討を迫る労作――谷口眞由実著『杜甫の詩的葛藤と社会意識』 宇野 直人
[書評] 『北京における近代伝統演劇の曙光――非文字文化に魂を燃やした人々』(吉川良和著 創文社) 織田 崇文
[書評] 『風俗と時代観』『地域社会論再考』(明清史論集1・2)(岸本美緒著 研文出版) 島田 美和
[書評] 『グローバルヒストリーの中の辛亥革命――辛亥革命100周年記念国際シンポジウム(神戸会議)論文集』(日本孫文研究会編 汲古書院) 藤谷 浩悦
[書評] 『中国における日系企業の経営』(村松潤一編著 白桃書房) 戴 秋娟

第67巻第10号(788号)(2013.10)
【論文】 インドシナ戦争と中国――「ディエン・ビエン・フー戦役」直前における中国の対ベトナム戦略の変容―― 服部 隆行
[論評] 日中の軍事工業近代化を考える――トーマス・L・ケネディ『中国軍事工業の近代化』を読んで―― 峰 毅
[街談巷議] 学術誌をめぐる状況 田島 俊雄
[書評] 『ミャオ族の歴史と文化の動態――中国南部山地民の想像力の変容――』(鈴木正崇著 風響社) 渡部 武
[書評] 『「対外援助国」中国の創成と変容――1949-1964』(岡田実著 御茶の水書房) 松村 史穂
[書評] 『満洲の農業試験研究史』(山本晴彦著 農林統計出版) 李 海訓
[書評] 『中国近代史』(蒋廷黻著/佐藤公彦訳 東京外国語大学出版会) 杉山 文彦
[光陰似箭] 敗戦後の支那派遣軍……「徒手官兵」 三好 章
[資料] 戦前期中国教科書紹介 ①国語編(中国研究所図書館所蔵)

第67巻第11号(789号)(2013.11)
特集=どうする日中関係
(1)中国は日本の右傾化懸念――傷ついた国民の友好と信頼 森 保裕
(2)選択の時――敵国化か,友好回帰か 趙 宏偉
(3)北京天則経済研究所の議論から最近の日中関係を考える 田島 俊雄
(4)俗世の人情と日中関係 杉山 文彦
【研究ノート】 満洲国における対モンゴル人初等教育政策の成立と展開 娜荷芽
[百家争鳴] 薄熙来事件に始まった連載『紅の党』を振り返って 坂尻 信義
[書評] 『中国日常食史の研究』(中林広一著 汲古書院) 湯川 真樹江
[書評] 『覇王と革命――中国軍閥史1915-28』(杉山祐之著 白水社) 岡崎 清宜
[書評] 『青島の近代学校――教員ネットワークの連続と断絶』(山本一生著 皓星社) 浅田 進史
[書評] 『記憶としての日中戦争――インタビューによる他者理解の可能性』(石井弓著 研文出版) 加藤 克子
[書評] 『中国は東アジアをどう変えるか――21世紀の新地域システム』(白石隆/ハウ・カロライン著 中央公論新社) 益尾 知佐子
[資料] 戦前期中国教科書紹介 ②歴史編(中国研究所図書館所蔵)

第67巻第12号(790号)(2013.12)
特集=中国近代文学研究の現在
特集に添えて 代田 智明
【論文】「におい」の追跡者から「音楽」の信者へ――沈従文『七色魘』集の彷徨と葛藤 津守 陽
【論文】魯迅「寡婦主義」における独身女性観――田中香涯『女性と愛欲』の影響と楊蔭楡批判をめぐって 楊 力
【論文】蛇の「前世」と「今生」――魯迅の描く「蛇」について 徐 榛/日原 きよみ訳
[書評]『身体を躾ける政治――中国国民党の新生活運動』(深町英夫著 岩波書店) 段 瑞聡
[書籍紹介]『中国のお笑い――伝統話芸“相声”の魅力』(戸張東夫著 大修館書店) 亀岡 紀子
連載=どうする日中関係
(5)日中の近接化の果てに――民間交流はどこまでいけるか 川上 哲正
(6)「反覇権」の夢 伊藤 一彦

2014年
第68巻第1号(791号)(2014.1)
特集=「チャイメリカ」の虚実~米中新時代は本物か~
    2013年度現代中国公開講座(2013年11月16日,中央大学駿河台記念館)
2013年度公開講座にあたって 山田 賢一
(1)報告Ⅰ サイバーセキュリティと国際政治――米中関係を中心に 土屋 大洋
(2)報告Ⅱ 米中新型大国関係の形成と展望――安全保障・経済依存・国際政治 矢吹 晋
質疑・応答
[書評] 『民国期上海の百貨店と都市文化』(菊池敏夫著 研文出版) 菊池 一隆
[書評] 『上海大衆の誕生と変貌――近代新中間層の消費・動員・イベント』(岩間一弘著 東京大学出版会) 金野 純
[書評] 『移行期における中国郷村政治構造の変遷――岳村政治』(于建嶸著・徐一睿訳・寺出道雄監修 日本僑報社) 田原 史起
[書籍紹介] 『知られざる中国――知られているのに伝えられない』(杉本茂編 日本僑報社) 佐々木 智弘
連載=どうする日中関係
(7)ねじれの発端 三好 章
[資料] 戦前期中国教科書紹介 ③地理編(中国研究所図書館所蔵)
[資料] 『中国研究月報』2013年総目次 第67巻第1号~第12号

第68巻第2号(792号)(2014.2)
【論文】 19世紀山東西部の定期市運営をめぐる郷村政治――孔府トウ(木編に當)案からの検討―― 前野 清太朗
【論評】 中国近代史研究と「総力戦」概念――奥村哲編『変革期の基層社会――総力戦と中国・日本』の射程・意義・論点 阿南 友亮
[書評] 『文化大革命の遺制と闘う――徐友漁と中国のリベラリズム』(徐友漁・鈴木賢・遠藤乾・川島真・石井知章著 社会評論社) 杉谷 幸太
[書評] 『日中関係史1972-2012 Ⅰ政治』(高原明生・服部龍二編 東京大学出版会) 兪 敏浩
[書評] 『近代中国の知識人とメディア、権力――研究系の行動と思想、1912~1929』(原正人著 研文出版) 森川 裕貫
[書評] 『「中国脅威論」とASEAN諸国――安全保障・経済をめぐる会議外交の展開』(佐藤考一著 勁草書房) 毛利 亜樹
連載=どうする日中関係
(8)「日中」問題を考える前に 原 宗子
[光陰似箭] 「敏感詞」始末記 代田 智明
[お知らせ] 第10回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について 

第68巻第3号(793号)(2014.3)
【論文】 日中地域間における生産・エネルギーの地域間産業連関分析 氏川 恵次
【論評】 「2人の習近平」像の原点――地方政府在任時期の思想 柴田 哲雄
[書評] 『内藤湖南とアジア認識――日本近代思想史からみる』(山田智・黒川みどり共編 勉誠出版) 山田 伸吾
[書評] 『植民地としてのモンゴル――中国の官制ナショナリズムと革命思想』(楊海英著 勉誠出版) 佐治 俊彦
[書評] 『分水と支配――金・モンゴル時代華北の水利と農業』(井黒忍著 早稲田大学出版部) 濱川 栄
[書評] 『上海歴史探訪――近代上海の交友録と都市社会』(宮田道昭著 東方書店) 菊池 敏夫
[書評] 『中国外交――苦難と超克の100年』(朱建栄著 PHP研究所) 中園 和仁
連載=どうする日中関係
(9)あなた方への手紙 代田 智明

第68巻第4号(794号)(2014.4)
【論文】 自民党内日中友好派と中国の対自民党工作(1960~1961) 程 蘊
[書評] 『文化大革命の真実 天津大動乱』(王輝著 中路陽子訳 橋爪大三郎・張静華監修 ミネルヴァ書房) 中津 俊樹
[書評] 『近代中国の郷土意識――清末民初江南の在地指導層と地域社会』(佐藤仁史著 研文出版) 田中 比呂志
[書評] 『ニセチャイナ――中国傀儡政権 満洲・蒙疆・冀東・臨時・維新・南京』(広中一成著 社会評論社)
      『日中和平工作の記録――今井武夫と汪兆銘・蒋介石』(広中一成著 今井貞夫資料提供・執筆 彩流社) 関 智英
[書評] 『中国経済の転換点』(南亮進・牧野文夫・[赤に おおざと]仁平編著 東洋経済新報社) 山口 真美
[書評] 『中国産業はどのように発展してきたか』(渡邉真理子編著 勁草書房) 塩地 洋
[書評] 『チベット高原の片隅で』(阿部治平著 連合出版) 大川 謙作
[光陰似箭] 暴力に焦点を当てて社会のゆがみを描く――ジャ・ジャンクー監督の新作『罪の手ざわり』―― 宇野 和夫
[報告] 第14回両岸四地歴史学研究生論文発表会に参加して 菊地 俊介・鈴木 航・松本 和久

第68巻第5号(795号)(2014.5)
【論文】 1960~70年代吉林省延辺地区における稲作技術の変遷過程――龍井県を中心に―― 李 海訓
【論評】 「中国夢」――習時代が求める「信仰」のかたち 但見 亮
[書評] 『中国現代詩史研究』(岩佐昌暲著 汲古書院) 佐藤 普美子
[書評] 『科学技術大国 中国――有人宇宙飛行から原子力、iPS細胞まで――』(林幸秀著 中央公論新社) 宮内 雄史
[書評] 『「二つの中国」と日本方式――外交ジレンマ解決の起源と応用』(平川幸子著 勁草書房) 福田 円
[書評] 『「大国中国」の崩壊――マーシャル・ミッションからアジア冷戦へ――』(松村史紀著 勁草書房) 深串 徹
[書評] 『中国の水土流失――史的展開と現代中国における転換点』(松永光平著 勁草書房) 栗山 知之
[調査報告] 東マレーシア・サラワク華人社会と日中戦争・太平洋戦争――サラワク州クチン・シブでの調査記録―― 山本 真

第68巻第6号(796号)(2014.6)
特集=雑豆需給と日・中・台湾の雁行形態的通商関係
雑豆需給と日・中・台湾の雁行形態的通商関係によせて 田島 俊雄
【論文】 天津小豆の発展と衰退 劉 鳳華
【論文】 台湾の小豆需給と通商政策 [くさかんむりに 肅] 明禮
【論文】 中国のインゲン貿易と産地の状況 張 馨元
[書評] 「非ナショナル化が鍵」――岩下明裕著『北方領土・竹島・尖閣、これが解決策』(朝日新聞出版) 岡田 充
[書評] 『中国外交と台湾――「一つの中国」原則の起源』 (福田 円著 慶應義塾大学出版会) 平川 幸子
[書評] 『対立と共存の歴史認識――日中関係150年』(劉傑・川島真編 東京大学出版会) 森 靖夫

第68巻第7号(797号)(2014.7)
【論文】 日露戦後の満洲経営と奉天商品展覧会 長谷川 怜
[学会報告] 広州でのシンポジウムの報告と雑感 大里 浩秋
[学会報告] 中国における日本の魯迅研究――済南の学会に参加して 代田 智明
[書評] 『現代中国の父 鄧小平』(エズラ・F・ヴォーゲル著 益尾知佐子・杉本 孝訳 日本経済新聞出版社) 武吉 次朗
[書評] 『孫文の社会主義思想――中国変革の道――』(安藤久美子著 汲古書院) 徐 小潔
[書評] 『清末中国の西洋体験と文明観』(手代木有兒著 汲古書院) 佐々木 揚
[書評] 『満洲におけるロシア人の社会と生活――日本人との接触と交流』(阪本秀昭編著 ミネルヴァ書房) 上田 貴子
[書評] 真の豊子愷研究とは何か――大野公賀著『中華民国期の豊子愷――芸術と宗教の融合を求めて』(汲古書院)を読みながら 楊 暁文
[書籍紹介] 『東アジア書誌学への招待』第一巻、第二巻 (大澤顯浩編著 東方書店) 渡辺 大
[報告] 2013年度『中国研究月報』編集委員会報告 田島 俊雄
[光陰似箭] 『中国年鑑2014』の刊行 伊藤 一彦
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録90号

第68巻第8号(798号)(2014.8)
特集=世帯のライフステージによる移動
「世帯のライフステージによる移動」によせて 澤田 ゆかり
【論文】 長期化する「出稼ぎ」と定着、帰郷志向――深セン(土ヘンに川)日系メーカー工場の事例研究より 山口 真美
【論文】 現代中国における再生産領域の再編――農村-都市間の世帯保持とケアの連鎖 大橋 史恵
【論文】 越境する香港の高齢者とケアサービスの挑戦 澤田 ゆかり
[書評] 日中関係史の空白を埋める貴重な資料――王雪ヒョウ(草冠の下にサンズイと平)編著『戦後日中関係と廖承志――中国の知日派と対日政策』(慶應義塾大学出版会) 西園寺 一晃
[書評] 『清朝前期のチベット仏教政策――扎薩克ラマ(口ヘンに束とりっとう および口ヘンに麻)制度の成立と展開――』 杉山 清彦

第68巻第9号(799号)(2014.9)
【論文】 清末留学生と漢文本『華夷変態』の刊行 郭 陽
【研究ノート】 1950年代台湾における「敵」認識教育 森田 健嗣
[書評] 『湖南省近代政治史研究』(藤谷浩悦著 汲古書院) 吉澤 誠一郎
[書評] 「歴史学」の空間の中で読み取れられた辛亥革命――大里浩秋・李廷江編『辛亥革命とアジア――神奈川大学での辛亥100年シンポ報告書』(御茶の水書房) 王 柯
[書評] 『戦後日本と中国・朝鮮――プランゲ文庫を一つの手がかりとして』(大里浩秋編 研文出版) 伊藤 一彦
[書評] 『入門 中国法』(田中信行編 弘文堂) 松井 直之
[光陰似箭] この時期、日本企業に学ぶ 菊池 道樹

第68巻第10号(800号)(2014.10)
特集=中国人日本留学史――敗戦前後の事情を中心に
「中国人日本留学史――敗戦前後の事情を中心に」まえがき 大里 浩秋
【論文】 1940年における「中華民国留日学生会」の創設と日華学会 見城 悌治
[インタビュー] 敗戦前後の留日学生受け入れ事情など――石田一郎氏に聞く 大里 浩秋
[史料紹介] 石田一郎氏所蔵文書にみる中国人留学生受け入れの実態――日華協会を中心に 川崎 真美
[論評] 日中貿易における貿易三原則の歴史的役割――程蘊氏の「自民党内日中友好派と中国の対自民党工作(1960~1961)」への意見 平井 博二
[書評] 『思想課題としての現代中国 革命・帝国・党』(丸川哲史著 平凡社) 鈴木 将久
[書評] 『金田から南京へ――太平天国初期史研究――』(菊池秀明著 汲古書院) 土肥 歩
[書評] 『西魏・北周政権史の研究』(前島佳孝著 汲古書院) 市来 弘志
[書評] 『第四回日中学者中国古代史論壇論文集――中国新出資料学の展開』(渡邉義浩編 汲古書院) 飯田 祥子

第68巻11号(801号)(2014.11)
【論文】 揺らめく空間,自己分裂の舞台――張愛玲「赤薔薇・白薔薇」試論 王 勝群
特集=中国人日本留学史――敗戦前後の事情を中心に(2)
【書評論文】 今村与志雄編『橋川時雄の詩文と追憶』(汲古書院刊,2006年)を読む(下) 木山 英雄
【研究ノート】 近代中国人留学生統計資料に関する考察――民国期を中心に―― 周 一川
[書評] 中国史研究に反省と新たなる世界史への展望を――柄谷行人著『世界史の構造』(岩波書店),同『帝国の構造 中心・周辺・亜周辺』(青土社),大澤真幸著『〈世界史〉の哲学 東洋篇』(講談社)をめぐって―― 小林 一美
[書評] 『中国のアジア外交』(青山瑠妙著 東京大学出版会) 浅野 亮
[書評] 『中国の食糧流通システム』(池上彰英著 御茶の水書房) 松村 史穂

第68巻12号(802号)(2014.12)
【論文】 中華民国憲法制定と司法権の独立――司法行政部の帰属問題を中心に―― 吉見 崇
【研究ノート】 フルンボイル盟牧畜業地域における「四清運動」に関する考察 仁 欽
[書評] 富田事変をめぐって――小林一美著『中共革命根拠地ドキュメント』(御茶の水書房)を読んで 内田 知行
[書評] 『中国当代文学史』(洪子誠著 岩佐昌(日編に章)・間ふさ子編訳 武継平・宮下尚子・甲斐勝二訳 東方書店) 加藤 三由紀
[書評] 『ナチス・ドイツと中国国民政府――一九三三-一九三七』(田嶋信雄著 東京大学出版会) 土田 哲夫
[書評] 『転換期中国の政治と社会集団』(鈴木隆・田中周編 国際書院) 谷川 真一
[書評] 『中国共産党のサバイバル戦略』(菱田雅晴編著 三和書籍) 江口 伸吾
[光陰似箭] 21年ぶりの福建・広東 杉山 文彦

2015年
第69巻1号(803号)(2015.1)
特集=日中関係、今なすべきことは
     2014年度現代中国公開講座(2014年11月15日,中央大学駿河台記念館)
2014年度公開講座にあたって 森 保裕
(1)報告Ⅰ 習近平時代の中国政治と外交 朱 建栄
(2)報告Ⅱ 今、日中関係に求められるもの――安定した平和・友好・協力関係に向けて―― 谷野 作太郎
質疑・応答
[書評] 『北京と内モンゴル、そして日本』(金佩華著 集広舎) 小林 一美
[書評] 『現代中国秘密結社研究』(三谷孝著 汲古書院) 蒲 豊彦
[書評] 『中国の対韓半島政策』(中居良文編著 御茶の水書房) 石井 明
[書評] 『日中両国から見た「満洲開拓」――体験・記憶・証言――』(寺林伸明・劉含発・白木沢旭児編 御茶の水書房) 西田 勝
[書評] 『中国都市部における中年期男女の夫婦関係に関する質的研究――ライフコース論の視点から』(于建明著 日本僑報社) 施 利平
[書評] 『東アジアの持続的な経済発展と環境政策――中国・日本・韓国を中心に――』(王鵬飛著 渓水社) 松永 光平
[資料] 『中国研究月報』2014年総目次 第68巻第1号~第12号

第69巻2号(804号)(2015.2)
【論文】 「悲憤慷慨の系譜」の現在――屈原「像」をめぐる現象と議論から 田宮 昌子
[資料紹介] 近代日中精神医学交流史の断面――脳神経科学者陶烈の足跡 徐 暁紅
[論評] 最近の日中関係を考える――園田茂人編『日中関係史1972-2012 Ⅳ民間』を読んで思うこと―― 峰 毅
[書評] 『アヘン戦争の起源――黄爵滋と彼のネットワーク――』(新村容子著 汲古書院) 浅沼 かおり
[書評] 中国の内的ロジックの知的探求――国分良成、小嶋華津子編『現代中国政治外交の原点』(慶應義塾大学出版会) 張 雲
[お知らせ] 第11回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について

第69巻3号(805号)(2015.3)
【インタビュー】 江丙坤博士に対するインタビュー――『台湾地租改正の研究』(東京大学出版会、1974年)刊行40年――
【論文】 植民地台湾における高砂麦酒株式会社の経営活動 一ノ瀬 雄一
[書評] 『中国メディアの現場は何を伝えようとしているか』(柴静著 鈴木将久・河村昌子・杉村安幾子訳 平凡社) 山田 賢一
[書評] 『中国再考――その領域・民族・文化――』(葛兆光著 辻康吾監修 永田小絵訳 岩波書店) 杉山 文彦
[書評] 『中国経済史』(岡本隆司編 名古屋大学出版会) 柿沼 陽平
[書評] 『冷戦構造の変容と日本の対中外交――二つの秩序観 1960―1972――』(神田豊隆著 岩波書店) 井上 正也
[書評] 『革命の儀礼――中国共産党根拠地の政治活動と民俗――』(丸田孝志著 汲古書院) 衛藤 安奈
[書評] 『日中比較神話学』(王小林著 汲古書院) 桐本 東太

第69巻4号(806号)(2015.4) 在庫なし
【論文】 中国の国連PKOへの積極的関与――政策転換の要因の探求 吉川 純恵
【研究ノート】 モンゴル族出身の指導者ウランフ、その失脚と復活 木下 光弘
[書評] 「中国像探索という迷路の道標」――本田義彦著 岩波書店『中国転換期の対話 オピニオンリーダー24人が語る』 岡田 充
[書評] 『「米中対峙」時代のASEAN――共同体への深化と対外関与の拡大』(黒柳米司著 明石書店) 畢 世鴻
[書評] 『チャイナズ・スーパーバンク――中国を動かす謎の巨大銀行』(ヘンリー・サンダースン、マイケル・フォーサイス著 築地正登訳 原書房) 伊藤 博
[書評] 『スペイン帝国と中華帝国の邂逅――十六・十七世紀のマニラ』(平山篤子著 法政大学出版局) 竹田 保孝
[光陰似箭] 実藤恵秀氏の「在支特別研究員」の記録を読む 孫 安石

第69巻5号(807号)(2015.5)
【論文】 1960年代における中国とアフリカの関係――第二回アジア・アフリカ会議と第二回非同盟首脳会議の開催をめぐって―― 村上 享二
[書評] 『共同討議 日中関係 なにが問題か――1972年体制の再検証――』(高原明生・菱田雅晴・村田雄二郎・毛里和子編 岩波書店) 辻 康吾
[書評] 『中国ナショナリズムのなかの日本――「愛国主義」の変容と歴史認識問題』(江藤名保子著 勁草書房) 砂山 幸雄
[書評] 『抗日戦争と私――元人民日報編集長の回想録』(李荘著 田所竹彦訳 日本僑報社) 石井 弓
[書評] 『日本帝国勢力圏の東アジア都市経済』(柳沢遊・木村健二・浅田進史編著 慶應義塾大学出版会) 小池 求
[書評] 『民衆反乱と中華世界――新しい中国史像の構築に向けて――』(吉尾寛編 汲古書院) 馬場 毅
[書評] 『創造社研究――創造社と日本』(小谷一郎著 汲古書院) 大東 和重
[報告] 第15回両岸三地歴史学研究生論文発表会参加記 久保 茉莉子
[資料] 中国研究所図書館新着図書目録91号

第69巻6号(808号)(2015.6)
【論文】虚構のなかの烏坎村 田中 信行
【研究ノート】方法としての中国文学――新時期小説翻訳誌『季刊 中国現代小説』 孫 若聖
[書評]『領土という病――国境ナショナリズムへの処方箋』(岩下明裕編著 北海道大学出版会) 手塚 尚
[書評]『東アジア歴史教科書問題の構図――日本・中国・台湾・韓国、および在日朝鮮人学校』(菊池一隆著 法律文化社) 外村 大
[書評]『中国民主改革派の主張――中国共産党私史』(李鋭著 小島晋治編訳 岩波書店) 杉山文彦
[書評]『中国経済はどう変わったか――改革開放以後の経済制度と政策を評価する』(中兼和津次編 国際書院) 加島 潤
[書評]『中国の対外援助』(下村恭民・大橋英夫+日本国際問題研究所編 日本経済評論社) 川島 真
[報告]2014年度『中国研究月報』編集委員会報告 川上 哲正

第69巻7号(809号)(2015.7)
【論文】「依法治国」と司法改革――中国的司法の可能性 但見 亮
【研究ノート】忘れられた革命家伍澄宇と日中戦争――日本占領地の将来構想 関 智英
【論評】習近平の福建省在任時期における外交政策の原像と対台湾政策 柴田 哲雄
[書評]『欧州周縁の言語マイノリティと東アジア――言語多様性の継承は可能か』(寺尾智史著 彩流社) 岩月 純一
[書評]『憎しみに未来はない――中日関係新思考』(馬立誠著 及川淳子訳 岩波書店) 森 保裕
[光陰似箭]『中国年鑑2015』の刊行 伊藤 一彦

第69巻8号(810号)(2015.8)
【論文】「満洲国」成立前後の中国人女子教育――奉天省女子中等教育を中心として―― 譚 娟
【論文】中国にとっての6者会合の戦略的意義:地域制度におけるリーダーシップの模索と米朝交渉への関与 山崎 周
[対話]辻康吾氏の書評(『中国研究月報』2015年5月号にお応えする 平野 健一郎・毛里 和子
[書評]『中国の「近代」を問う――歴史・記憶・アイデンティティ』(孫江著 汲古書院) 小野寺 史郎
[書評]『近代台湾における貿易と産業――連続と断絶』(陳慈玉著 御茶の水書房) 一ノ瀬 雄一
[学而思]私と中国とのつき合いの始まり――木曽谷でのひそやかな交流―― 平井 博ニ
[書籍紹介]『東アジア古代における諸民族と国家』(川本芳昭著 汲古書院) 伊藤 一彦
        『中国詩跡事典――漢詩の歌枕』(植木久行編 研文出版) 杉山 文彦
        『芝寛 ある時代の上海・東京――東亜同文書院と企画院事件』(志真斗美恵著 績文堂出版) 大里 浩秋

第69巻9号(811号)(2015.9)
【論文】日中戦争期、華北政権下の統治動向と基層社会――交易場システムの導入と税制―― 浜口 允子
【資料紹介】関中の渠水灌漑と水利改革――清峪河の「源澄渠」を中心に―― 森田 明
[書評]『習近平政権の言論統制』(美根慶樹編著 蒼蒼社) 森 保裕
[書評]『近代中国史』(岡本隆司著 筑摩書房) 篠崎 守利
[書評]『鵜飼と現代中国――人と動物、国家のエスノグラフィー――』(卯田宗平著 東京大学出版会) 渡部 武
[中研70年史]その1 資料紹介 「中国研究所設立趣意書」「中国研究所案内」「創立総会」 大里 浩秋

第69巻10号(812号)(2015.10)
【論文】1960年代中国におけるモンゴル語の語彙問題――「公社」「幹部」の表記問題を中心に テグス
[書評]『清と中央アジア草原――遊牧民の世界から帝国の辺境へ』(小沼孝博著 東京大学出版会) 岩田 啓介
[書評]『「文化漢奸」と呼ばれた男――万葉集を訳した銭稲孫の生涯』(鄒双双著 東方書店) 関 智英
[書評]『中国における日系煙草産業 1905-1945』(柴田善雅 水曜社) 今井 就稔
[書評]『地下からの贈り物――新出土資料が語るいにしえの中国』(中国出土資料学会編 東方書店) 杉山 文彦
[中研70年史]その2 インタビュー 中国研究所時代の思い出――久保孝雄氏に聞く

第69巻11号(813号)(2015.11)
【論文】中華人民共和国建国前後の共産党の都市大衆工作と基層社会の再編――遼寧省を中心に―― 隋 藝
[書評]『政論家の矜持――中華民国時期における章士釗と張東ソン(くさかんむりに孫)の政治思想』(森川裕貫著 勁草書房) 原 正人
[書評]『20世紀初頭の清朝とドイツ――多元的国際環境下の双方向性』(小池求著 勁草書房) 大井 知範
[書評]『日中間海底ケーブルの戦後史――国交正常化と通信の再生』(貴志俊彦著 吉川弘文館) 武吉 次朗
[インタビュー]秋原勝二さんに「満洲」体験を聞く 大里 浩秋
[光陰似箭]「抗日神劇」 伊藤 一彦

第69巻12号(814号)(2015.12)
【論文】中国の大都市における教育拡大と教育達成の決定要因――天津市民調査に基づく実証分析―― 魏 イ(示編に韋)・厳 善平
[報告]丁玲の「苦難の道」を振り返る――第12回丁玲学会報告―― 田畑 佐和子
[書評]『現代台湾政治を読み解く』(若林正丈著 研文出版) 若松 大祐
[書籍紹介]『日中関係は本当に最悪なのか――政治対立下の経済発信力』(日中経済発信力プロジェクト編 日本僑報社) 川上 哲正
        『中南海――知られざる中国の中枢』(稲垣清著 岩波書店) 竹内 翔馬
        『斉了会の50年 訪中学生友好参観団の軌跡 1965~2015年』(斉了会編集委員会編 斉了会) 伊藤 一彦
[中研70年史]その3 インタビュー 1960年代の中国研究所――大林洋五氏に聞く
[光陰似箭]やはり考えさせられる旅 杉山 文彦

2016年
第70巻1号(815号)(2016.1)
特集=中国の対外発展戦略
     2015年度現代中国公開講座(2015年11月7日,中央大学駿河台記念館)
2015年度公開講座にあたって 森 保裕
(1)報告Ⅰ 「一帯一路構想」と「AIIB」設立の背景等 田中 哲二
(2)報告Ⅱ 中国の対外発展戦略 田中 均
質疑・応答
[書評]「性急さ」という躓きの石――佐藤公彦著『中国の反外国主義とナショナリズム』(集広舎)を読む―― 古谷 創
[書評]『関東大震災と中国人――王希天事件を追跡する』(田原洋著 岩波書店) 川上 哲正
[書評]『中国保険業における開放と改革――政策展開と企業経営』(伊藤博著 御茶の水書房) 門 闖
[光陰似箭]日本における中国研究の機縁と奇縁――『順天時報』と金崎賢 青山 治世
[資料] 『中国研究月報』2015年総目次 第69巻第1号~第12号

第70巻2号(816号)(2016.2)
【論文】インドシナ戦争停戦後の駐ベトナム中国軍事顧問団の撤収をめぐる諸問題 服部 隆行
【論文】1949年から1988年における中国女性エリート分析――地位形成メカニズムを中心に―― 加藤 靖子
[書評]『「満州」から集団連行された鉄道技術者たち――天水「留用」千日の記録』(堀井弘一郎著 創土社) 菊池 一隆
[中研70年史]その4 所内報から見る中研の活動状況、中国研究所出版物一覧(1946~1965)
[光陰似箭]雑読からいささか大げさな話題 代田 智明
[お知らせ]第12回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について

第70巻3号(817号)(2016.3)
【論文】越境的な地域イメージの生成における「予想の逆転」――日本を訪れる中国人の実践を中心に 周 菲菲
【論文】現代中国の档案工作の現状 小野 美里
[書評]『民間漁業協定と日中関係』(陳激著 汲古書院) 大澤 武司
[書評]『国際社会における日中関係――1978~2001年の中国外交と日本』(兪敏浩著 勁草書房) 井上 正也
[書評]『現代中国の維権運動と国家』(呉茂松著 慶應義塾大学出版会) 及川 淳子
[中研70年史]その5 所内報から見る中研の活動状況(2) 大里 浩秋
[街談巷議]『アズキと東アジア』を語る 田島 俊雄

第70巻4号(818号)(2016.4)
【論文】朝鮮戦争時期、基層社会における戦時動員――河北省を中心に 河野 正
[論評]合理的選択アプローチによる中国政軍関係の分析――林載桓著『人民解放軍と中国政治――文化大革命から鄧小平へ』(名古屋大学出版会)を読む 阿南 友亮
[書評]『中華民国期江南地主制研究』(夏井春喜著 汲古書院) 山本 真
[書評]『近代天津の「社会教育」――教育と宣伝のあいだ――』(戸部健著 汲古書院) 大澤 肇
[書評]『近代中国東北地域の朝鮮人移民と農業』(朴敬玉著 御茶の水書房) 李 海燕
[書評]『日中領土問題の起源――公文書が語る不都合な真実』(村田忠禧著 花伝社) 大西 広
[報告]第16回両岸四地歴史学研究生論文発表会参加記 郭 まいか・菅野 智博・田 瑜
[光陰似箭]教科書検定と日中間の授業交流 川上 哲正

第70巻5号(819号)(2016.5)
【論文】留学経費を中心に見る清末直隷省の留日学生派遣 胡 穎
[書評]『未完の中国――課題としての民主化』(加々美光行著 岩波書店) 代田 智明
[書評]『東アジアにおける近代知の空間の形成』(孫江・劉建輝編著 東方書店) 杉山 文彦
[書評]『魯迅と日本文学――漱石・鴎外から清張・春樹まで』(藤井省三著 東京大学出版会) 八百谷 晃義
[書評]『中国東南地域の民俗誌的研究――漢族の葬儀・死後祭祀と墓地』 (何彬著 日本僑報社)森 和
[中研70年史]その6 所内報から見る中研の活動状況(3) 大里 浩秋

第70巻6号(820号)(2016.6)
【論文】住宅広告における階層イメージ――現代中国の事例を中心に 周 倩
【論文】20世紀初頭清朝における財政集権化 佐藤 淳平
[書評]『中国伝統社会への視角』(宋代史研究会編 汲古書院) 王 瑞来
[書評]『歌で革命に挑んだ男――中国国歌作曲者・聶耳と日本』(岡崎雄児著 新評論) 小松 碧
[書評]『連携と離反の東アジア』(園田茂人編著 勁草書房) 吉岡 桂子
[書評]『対米従属の原点 ペリーの白旗』(矢吹晋著 花伝社) 伊藤 一彦
[報告]「第七回韓日両地域中国近現代史研究者交流会」参加記 久保 茉莉子
[報告]2015年度『中国研究月報』編集委員会報告 川上 哲正

第70巻7号(821号)(2016.7)
【論文】アメリカを見据えた協調と対立――トルコと中国の限定的な関係 今井 宏平
[書評]『伝統中国と福建社会』(三木聰著 汲古書院) 小川 快之
[書評]『中国東北における稲作農業の展開過程』(李海訓著 御茶の水書房) 福原 弘太郎
[書評]China WatchingからChina Studiesへの試み――上村威『文化と国家アイデンティティの構築――関係(グァンシー)と中国外交』(勁草書房) 張 雲
[書評]『宋慶齢――人間愛こそ正義』(久保田博子著 汲古書院) 安藤 久美子
[書評]『交流与対抗――近代中日関係史論』(桑兵著 広西師範大学出版社) 藤谷 浩悦
[中研70年史]その7 インタビュー 1970年代の中国研究所――石田米子氏に聞く
[光陰似箭]「近代化と現代化」 杉山 文彦

第70巻8号(822号)(2016.8)
【研究ノート】中華人民共和国浙江省における方言番組と政策変容――新旧の関係通知をめぐって 小田 格
【研究ノート】中華民国時期における工科出身の帰国留学生の社会的位置づけからみた留学生政策の効果 高 明珠
[書評]『現代中国の軍事制度――国防費・軍事費をめぐる党・政・軍関係』(土屋貴裕著 勁草書房) 林 載桓
[書評]『中国と日本――批判の刃を己に』(張承志著 梅村坦監訳 亜紀書房) 松沢 哲成
[書評]『東本願寺中国布教の研究』(川邉雄大著 研文出版) 野世 英水
[書評]『中国の歴史認識はどう作られたのか』(ワン・ジョン著 伊藤真訳 東洋経済新報社) 杉山 文彦
[学而思]文革50年に思う 武吉 次朗

第70巻9号(823号)(2016.9)
【論文】建国初期の「中央民族訪問団」と中国共産党の少数民族政策 美麗 和子
【研究ノート】招観海についての覚え書き 土肥 歩
[書評]『変貌する中国農村――湖北・四川省の「三農」問題と近代化』(座間紘一編著 蒼蒼社) 内山 雅生
[書評]『熱狂と動員―― 一九二〇年第中国の労働運動』(衛藤安奈著 慶應義塾大学出版会) 菊池 敏夫
[書評]『出使日記の時代――清末の中国と外交』(岡本隆司・箱田恵子・青山治世著 名古屋大学出版会) 戴 海斌 古谷 創 訳
[光陰似箭]旧日本租界を尋ねて 大里 浩秋
[資料]中国研究所図書館新着図書目録92号

第70巻10号(824号)(2016.10)
【論文】国際水資源の利用における中国の多国間アプローチへの展開 天野 健作
【論文】1930年代後半,日本人農業研究者と中国華北の「乾地農法」との接触,その評価と吸収――三本木原営農支場の設立までを中心に―― 三村 達也
[書評]『中国議会100年史――誰が誰を代表してきたのか』(深町英夫編 東京大学出版会) 角崎 信也
[書評]『中国近代小説の成立と写実』(森岡優紀著 京都大学学術出版会) 津守 陽
[書評]『中国の電信建設と対外交渉――国際通信をめぐる多国間協調・対立関係の変容』(薛軼群著 勁草書房) 千葉 正史
[書評]『古澤幸吉自叙伝「吾家の記録」――村上・厚岸・東京・ハルビン』(古澤幸吉著 古澤隆彦発行) 伊藤 一彦
[光陰似箭]4年ぶりの北京 代田 智明
[日誌]2016年9月

第70巻11号(825号)(2016.11)
【論文】中国と旧ユーゴスラヴィアとの国交樹立に関する党関係の問題 服部 隆行
【研究ノート】「支那通」僧侶・藤井草宣が収集した中国の仏教雑誌が意味するもの――日本の研究機関が所蔵する仏教雑誌との比較から 坂井田 夕起子
[書評]『私は中国の指導者の通訳だった――中日外交最後の証言(周斌著 加藤千洋・鹿雪瑩訳 岩波書店) 中島 宏
[書評]『アヘンと香港 1845-1943』(古泉達矢著 東京大学出版会) 新村 容子
[書評]『中国近代の思想文化史』(坂元ひろ子著 岩波書店) 竹内 翔馬
【時評】 中露関係と「北方4島」問題解決交渉――日露双方の真剣度に格差 田中 哲二
[中国日誌]2016年10月

第70巻12号(826号)(2016.12)
特集=文化大革命発動後50年――文化大革命研究の現在
「文化大革命発動後50年――文化大革命研究の現在」の特集にあたって 川上 哲正
【論文】「50周年」「40周年」そして「35周年」~世界が見た「2016年」 中津 俊樹
【論文】文化大革命における地方軍区と紅衛兵――青海省の政治過程を中心に 金野 純
【論評】『殺劫――チベットの文化大革命』2016年増補改訂新版を読む――文革は依然として禁区(タブー)『殺劫』は依然として禁書―― 劉 燕子
[回想と考察]毛沢東時代の日中貿易 武吉 次朗
[中国日誌]2016年11月

2017年
第71巻1号(827号)(2017.1)
特集=中国、膨張の中の不安
     2016年度現代中国公開講座(第21回CRCC中国研究サロン)(2016年11月12日、科学技術振興機構 東京本部B1F 大会議室)
2016年度公開講座にあたって 山田 賢一
(1)報告Ⅰ 中国経済の現状と課題 田中 修
(2)報告Ⅱ 中国の東シナ海・南シナ海政策――習近平の世界戦略の視点から 趙 宏偉
質疑・応答
[中研70年史]その8 インタビュー 1980年代以降の中国研究所――田中信行氏に聞く
[中国日誌]2016年12月
[資料]『中国研究月報』2016年総目次 第70巻第1号~第12号

第71巻2号(828号)(2017.2)
【論文】中国・都市住民の階層意識及びその決定要因――1997年・2008年天津市民調査に基づいて 魏 イ(示へんに韋)・厳 善平
【研究ノート】中華人民共和国江蘇省における方言番組とその規制――関係通知の策定背景及び運用実態を中心に 小田 格
[書評]『超大国・中国のゆくえ3 共産党とガバナンス』(菱田雅晴・鈴木隆著 東京大学出版会) 毛里 和子
[書評]『超大国・中国のゆくえ4 経済大国化の軋みとインパクト』(丸川知雄・梶谷懐著 東京大学出版会) 遊川 和郎
[書評]『清代文書資料の研究』(加藤直人著 汲古書院) 村上 信明
[書評]『アズキと東アジア――日中韓台の域内市場と通商問題』(田島敏雄・張馨元・李海訓編著 御茶の水書房) 宮内 雄史
[時評]新たな米中関係とTPP・RCEP――日本の立ち位置 田中 哲二
[光陰似箭]150年という周年――孫文生誕150周年記念国際学術シンポジウムから 川上 哲正
[お知らせ]第13回太田勝洪記念中国学術研究賞の発表・授与について
[中国日誌]2017年1月

第71巻3号(829号)(2017.3)
【論文】日露戦争期における清国の中立政策について――「中立声明」と「局外中立条規」の分析―― 楊 国棟
【研究ノート】中国のSNSミニブログ「weibo」における日本関連情報についての一考察 魏 然
[書評]『中国の教育救国――近現代教育家評伝』(小林善文著 汲古書院) 戸部 健
[書評]『習近平の政治思想形成』(柴田哲雄著 彩流社) 王 元
[書評]『中国国有農場の変貌――巨大ジャポニカ米産地の形成』(朴紅著 筑波書房) 山田 七絵
[書評]『中国のシェイクスピア』(瀬戸宏著 松本工房) 河合 祥一郎
[光陰似箭]下等遊民と文化大革命 杉山 文彦
[中国日誌]2017年2月

第71巻4号(830号)(2017.4)
【論文】李安(アン・リー)の『ラスト、コーション』における上海イメージ 陳 悦
【論文】越境する力:シンガポールの日常における第三の場所――華人イスラム教改宗者の事例から ヤスコ・ハッサル・コバヤシ
[書評]『二重の罠を超えて進む中国型資本主義――「曖昧な制度」の実証分析(加藤弘之・梶谷懐編著 ミネルヴァ書房) 田中 修
[書評]『東アジアの覚醒――近代日中知識人の自他認識』(徐興慶著 研文出版) 緒形 康
[書評]『植民地を読む――「贋」日本人たちの肖像』(星名宏修著 法政大学出版局) 新田 龍希
[光陰似箭]『『順天時報』社論・論説目録』を編集して 青山 治世
[中国日誌]2017年3月

第71巻5号(831号)(2017.5)
【論文】書く少女、書かれる少女――綿矢りさ『ひらいて』と張悦然「黒猫は眠らない」論 陳 晨
[書評]『抗戦時期的淪陥区与偽政権』(中華民国専題史第12巻)(張同楽・馬俊亜・曹大臣・楊維真著 南京大学出版社) 関 智英
[書評]『日中映画交流史』(劉文兵著 東京大学出版会) 三澤 真美恵
[書評]『ニクソン訪中機密会談録【増補決定版】』(毛里和子・毛里興三郎訳 名古屋大学出版会) 福田 円
[書評]『覇王習近平――メディア支配・個人崇拝の命運』(加藤青延著 展望社) 近藤 大介
[書評]『習近平時代のネット社会――「壁」と「微」の中国』(古畑康雄著 勉誠出版) 山田 賢一
[中研70年史]初期の中国語研修学校、併せて文革について 横川 伸
[報告]2016年度『中国研究月報』編集委員会報告 川上 哲正
[光陰似箭]Fake in the details 竹内 健二
[追悼]小島晋治先生を憶う 杉山 文彦
[中国日誌]2017年4月

第71巻6号(832号)(2017.6)
【論文】「満洲」綿羊改良事業再考――開始時期・事業主体に注目して キン(革へんに斤) ギ(山かんむりに魏)
【研究ノート】中華人民共和国福建省東部におけるビン(門がまえに虫)東語テレビ放送について 小田 格
[書評]『多角的視点から見た日中戦争――政治・経済・軍事・文化・民族の相克』(馬場毅編 集広舎) 島田 大輔
[書評]『中国共産党による「人民代表会議」制度の創成と政治過程――権力と正統性をめぐって』(杜崎群傑著 御茶の水書房) 隋 藝
[書評]『台湾をめぐる安全保障』(安田淳・門間理良編著 慶應義塾大学出版会) 塩沢 英一
[報告]第17回両岸三地歴史学研究生論文発表大会参加記 鶴園 裕基・松野 友美・吉田(美馬)芳江
[光陰似箭]『中国年鑑2017』の刊行 伊藤 一彦
[中国日誌]2017年5月

第71巻7号(833号)(2017.7)
【論文】中国における「突発的事件」をめぐる「批判報道」の展開――『南方都市報』の炭鉱事故報道を事例に 王 冰
【研究ノート】北平市社会局の成立と慈善事業のゆくえ――香山慈幼院と龍泉孤児院への監督・指導に着目して 大江 平和
[書評]『政道と政体――近代日本における中国観察』(何鵬挙著 勁草書房) 萩原 稔
[書評]『台湾と尖閣ナショナリズム――中華民族主義の実像』(本田善彦著 岩波書店) 本田親史
[書評]『現代中国の期限を探る史料ハンドブック』(中村元哉・大澤肇・久保亨編 東方書店) 森 巧
[書評]『歴史の周縁から――先鋒派作家格非、蘇童、余華の小説論』(森岡優紀著 東方書店) 和田 知久
[眼光紙背]融合と競争と 竹内 健二
[中国日誌]2017年6月

第71巻8号(834号)(2017.8)
【研究ノート】清末中国人日本視察旅行記に見る筆談記録――呉汝綸の『東遊叢録』を中心に 呂 順長
【研究ノート】旅順・大連回収期における天津の日貨排斥運動――天津商会を中心に 王 耀振
[書評]『統計でみる中国近現代経済史』(久保亨・加島潤・木越義則著 東京大学出版会) 川井 悟
[書評]『戦時上海グレーゾーン――溶融する「抵抗」と「協力」』(堀井弘一郎・木田隆文編 勉誠出版) 山口 早苗
[書評]『第一次世界大戦期の中国民族運動――東アジアの国際関係に位置づけて』(笠原十九司著 汲古書院) 川上 哲正
[書評]『復興と堕落の近代中国仏教――日本仏教との邂逅とその歴史像の構築』(エリック・シッケタンツ著 法蔵館) 関 智英
[書評]これぞ娯楽小説の極み――閻連科著『炸裂志』(泉京鹿訳 河出書房新社) 谷川 毅
[眼光紙背]追悼、そしてストロングマン 竹内 健二
[中国日誌]2017年7月

第71巻9号(835号)(2017.9)
【論文】中国外交 地域大国から世界大国への質的転換(2006~) 趙 宏偉
[書評]『近現代中国における社会と国家――福建省での革命、行政の制度化、戦時動員』(山本真著 創土社) 荒武 達朗
[書評]『現代中国の中産階級――メディアと人々の相互作用』(周倩著 亜紀書房) 山田 賢一
[中研70年史]その9 所内報から見る中研の活動状況(4) 大里 浩秋
[光陰似箭]哈爾浜から満洲里 杉山 文彦
[眼光紙背]危うさ、変化、回避 竹内 健二
[中国日誌]2017年8月


第71巻10号(836号)(2017.10)
【論文】“闘争の果実”と農村経済――1945-47年山東省南西部 荒武 達朗
【論文】境界を生み出す社会的メカニズム――日中韓の伝統医学を事例として 松本 理可子
[学界動向]日本の孫文研究・最近25年間の事情/課題(上)――横山宏章・深町英夫両氏の研究から見えること 篠崎 守利
[書評]『中国外交とプラグマティズム――一九五〇年代における中国の対英政策(廉舒著 慶應義塾大学出版会) 林 大輔
[新刊紹介]『李徳全――日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』(程麻・林振江著 林光江・古市雅子訳 石川好監修 日本僑報社) 武吉 次朗
[光陰似箭]習近平総書記 2035年 82歳 趙 宏偉
[眼光紙背]軍賛美で体制批判、武田泰淳のアイロニー 加藤 朗・竹内 健二
[中国日誌]2017年9月

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